一生に一度のチャンス | カリフォルニアの建築家日記

一生に一度のチャンス

一生に一度って考えると大げさな気がする。

歴史が変わるときと考えると世界が一大事なような気がする。

だが、そんな瞬間って実は何度も経験しているのかもしれない。

坂本龍馬が政府のあり方などを飲み屋で語っているとき、 隣の部屋にいた客は普通の時間を過ごしていた。

マザーテレサが貧しい人のために働いているとき、一緒に同行する修道院さん達は将来世界に偉大な影響を与えるなどとは考えていない。

つまり自分の世界感からすると皆と変わらない世界を過ごしているということだ。

ただ 一つ共通していることがある。

それは毎日情熱をもって信じたことを突き通している。

肩書きのついた名札をつけて働いているわけではない。

リーダーという権力をやたら振り回しているわけではない。


シンプルに考え、自分が信じる道をただ歩き続ける。

結果、同じ心を持つ人々が回りに集まり、歩きはじめる。

人々が求めるリーダーが誕生する。


情熱が強く、メッセージがクリアーなほど、より多くの人々の心へ伝わる。


結果、振り返ると、一生に一度の一大事を成し遂げている。


スーパーマンのような巨人のパワーがあったわけでもない。

巨額な富と権力があったわけでもない。


誰もが持つ「考え方」を最大に利用して毎日考え、小さな事柄を行動した。


そんな彼ら、彼女が今隣に座っているのかも知れない。


そんな彼ら、彼女は実はあなたかも知れない。







K社長、Dさん、 昨日は刺激のある時間を過ごすことができました。



本当にありがとう。


D.