本日はブラックバスの解剖を実施しました。

横浜市子ども公園管理運営委員会の方に
外来種についての講義を行っていただきました。

子どもたちにとって,外来種とは言葉で聞いたことはあっても,
実際にどのような魚のことを言うのか,それに対してどのような
法律規制があるのかなど,おそらく具体的には知らないところが多いと思います。


(プロジュクターを使って解説しています。)

今回テーマとしているのは,自分たちが住んでいる地域についてのことです。
決して人ごとではないので,聞いている子どもたちの目も真剣で,
全員が飲み込まれんばかりの勢いで講義を聞いていました。






実際に解剖が始まります。
解剖の対象はブラックバスとブルーギルです。
どんな胃の内容物が出てくるのか楽しみというよりも
解剖自体にドキドキ・ワクワクのようでした(笑)



特にブラックバスは全長が約30㎝にもなります。
つまり,30㎝定規と同じ大きさです。
肉の厚みもものすごいものです。

ブルーギルもざらざらとしたうろこの感触に感動しながら
解剖を進めていきました。

そして肝心の胃の中身を取り出し,水で洗ってみました。
とてもたくさんの種類のものを取り出すことができました。


(ブルーギル=羽アリなどの昆虫類・ミミズ)


(ブラックバス=スジエビ・ヌマチチブ)

ブルーギルからは昆虫などの小さな生き物がでてきました。

ブラックバスからは小型の魚などがでてきました。

つまり,ブルーギルは小型の魚が食べるようなものを,
どんどんと食べていってしまいます。そして,在来種の食べ物を
先に奪ってしまいます。

ブラックバスは在来種そのものを食べてしまいます。


これら結果から外来種が在来種の存在を脅かす可能性を
考えることができたと思います。

確かに,これらの結果だけでは,
外来種は在来種に対して「害」であると言い切ることはできません。

しかし,子どもたちにとって,外来種というものに大きな関心を持ってもらうことが
十分にできたと,今日の授業を見て感じることができました。

そして,自分の住んでいる地域で,外来種が存在し,
日本古来の生き物たちに大きな影響を与えているのではないのかという
大きな疑問を残すことができたのではないかと思います。

これがスタートとなって,ぜひ次のステップへとつなげていければ
今日という日はとても貴重な日になると思います。

このような機会を継続的に作っていきたいと思います。

本日はご参加くださり,誠にありがとうございました。

(おまけ)

(ブラックバスから出てきたブルーギル)
(外来種同士で食べ合う!!)


(ブラックバス=アメリカザリガニの子ども)


(ブラックバス=イナゴ)