"Here's Johnny!" とわたくし | 筒井洋一“つっつ”ブログ ~TenorSaxとわたくし~

"Here's Johnny!" とわたくし

昨日の日記で映画シャイニングのお話をしました。んで疑問が一つ。何で主人公は「Here's Johnny!」って叫んだんだろう?訳すると「ジョニーだよ!」ってなると思います。でも主人公の名前はジャックトランス。ジョニーではありません。何故なんだろう?と思い調べてみました。結果がこれ。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/91238.html

なんとTV番組が元ネタだったとは。前から疑問で、何か深い意味があるのか、とわたくしは思っていたのですがそうじゃなかったんですね。ただこれ、「ジョニーだよ!」とそのまんま訳しても元ネタを知らない日本人の我々には意味が伝わりにくいわけで、当然「意訳」が必要です。劇場版の字幕では「オコンニチハ!」となっていたとのこと。「オコンニチハ!」の「オ」が時代を感じさせる表現ですね。トニー谷、もしくは赤塚漫画のキャラクター、イヤミの系譜を受け継ぐ表現です。ちなみにこの映画、公開は1972年だそうです。TV放映での吹き替えでは確か「オオカミさんが来たよ!」となっていました。これはジャックトランスが部屋に押し入ろうとする際のセリフ「Little pigs, little pigs, let me come in.(子豚ちゃん、子豚ちゃん、中に入れておくれ!)」に対応させた意訳。童話「三匹の子豚」になぞらえたわけです。訳者の苦労が伺われますね。

今回貼付けたのはシャイニングのレゴブロックバージョン。