多読38冊目 『Help!』

これまでずっと
絵本以外でペーパーバックといえばOxford Bookwormsを読んでいましたが
初めてCambridge English Readersにチャレンジです
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Chapter 1. “Every Morning”
Chapter 2. The letter
Chapter 3. Mel Parks
Chapter 4. Chip
Chapter 5. Help!
Chapter 6. Teresa comes back
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Frankは、ロンドンに住む売れない作家
一方の妻のTeresaは弁護士として働くキャリアウーマン
ある朝、一人で家にいたFrankに一通の手紙が届きます
それはハリウッドのプロデューサーからのもので
Frankが以前途中まで書いたストーリーを映画化したい、という内容の話でした
売れない作家のもとに舞い込んだ夢のような話・・
一番高価なパソコンを買ってもらい
ストーリーの続きをそのパソコンで書くように言われます
そしてパソコンの中にいる“Chip”という女性に「Help!」とタイプすると
なんと、何でも助けてくれるんです
おかげで順調にストーリーを書いていくFrankでしたが
パソコンがしてくれる「Help」が次第にエスカレートしていって
Frankが必要とする以上の「Help」をしてくれるように・・
パソコンに翻弄される主人公が、面白おかしく描かれていて
最後の最後まで目が話せない展開で、一気に読み進められました
単なるコメディーとも違っていて
コンピューター社会を、ある意味、痛烈に批判した展開にもぐんぐん引き込まれます
「アイ・ロボット」とか
「ターミネーター」とかの映画を思い起こしてしまいました。
それにしても・・
なんだか最後の奥さんとの会話が、あったかくてよかったです
お互いを大事に想う気持ちは、ちゃんと伝えなくちゃね
面白かったけど、途中でオチがうっすら見えてしまったので、★3つ
↓ ランキングに参加しています ↓
Please click the button below. Your vote makes me happy.