岩谷文庫の今回の本は

 むき出し/兼近 大樹

かねちーによる『自己啓発本』

この2人の対談
凄く、
読み応えがあって 良かった
何より
2人とも本が好きなんだな
文豪と呼ばれる作家から
近・現代に至る
新進気鋭の作家まで
沢山の本を読んでいるんだな、と
しみじみ思いながら読みました
かねちーは29歳
しょごたむは25歳
お兄ちゃんと弟の
文学談義を聞いているような
いい空気の対談で
かねちーが目指しているのが
又吉 直樹先生😇で
その又吉先生は
超❗がつくほどの 太宰 治好き

文学好きって
  • 漱石派
  • 康成派
  • 太宰派
等などに 分かれますが
私は断然
  • 芥川 龍之介派
ですね❤
杜子春、蜘蛛の糸、とか
地獄変、羅生門、とか
あと 藪の中、ね
人間の持つ 汚さ、悪さ、醜さ
強さ・弱さや 儚さも感じられる
短編でも それが伝わる
惜しむらくは早世された事ですが
その事さえも
極めて『芥川的』なのです・・

かねちーとしょごたむの
対談の中でも
  • 太宰派
  • 漱石派
この2つが話題に上っていました
太宰は
今で言うメンヘラなんだよなぁ
芥川も
そういう意味ではメンヘラ
『将来に対する
ただぼんやりとした不安』
で、妻子を残して亡くなるなんて
それ以外の表現がない🥲

しょごたむは完全に漱石派で
お薦めの3冊の中でも
『こころ』を推していました

『こころ』読んだ事あるのに
何も思い出せなくて💦
『夢十夜』の方が覚えてる
もう一度、
日本の文学を読み直す必要があるな、と
思いましたし
本を、活字を追いたい❗と
思わせてくれる
2人の対談でした👏