5/5☘️🎏
子供の日で 立夏の日
諫早中央干拓地からの帰り
山越えしていて
ふと立ち寄った
長崎市内では珍しく
滝が見れるスポット🏞️
子供の頃に行ったきりで
夕方4時と早めの帰りだったので
少し歩いてみる事にしました

滝の観音

弘法大師開創『扶桑最古霊場』

長崎県指定『名勝文化財』第一号

長滝山 霊源院

(境内の額は 長瀧山)

黄檗・・木庵👀
私が若い頃に
修行した事のある、宗派です💦
出家せずに 俗世で生きていて
また黄檗宗と巡り会うとは・・
『普茶料理』は、もう結構〜💦

石造りの唐風
第一峰門から入り
一歩踏み入れると
水音が響き清らかな雰囲気
進むと見えてくる巨大な倒木
伏樹門(ふしぎもん)
木の洞も大きい❗
付近の切り株には
大きなサルノコシカケが🍄

参道の右側は
長崎市内へ抜ける林道
道の下には苔むした石垣
参道の左側には
竹林が広がり
普齋橋という
小振りな石橋の向こうは
霊園となっています🎋🪦

進んで行くと
清浄な空気に清められる感じ
マイナスイオンの賜物か
口数少なくなる一行
単に
疲れてきたとも言う🤭

山奥の渓流だけあって
大岩がゴロゴロしていて
磐座好きには堪らんです
普齋橋を渡った先には観音石仏や
十八羅漢が彫ってあります
磨崖仏なんて
禅宗寺院の修行らしいですね
諫早藩主を始め
長崎の豪商・篤信者に信奉され
元禄年間には隆盛を極めたそうです
(滝の観音小縁起、より抜粋)

見上げる高さの仁王門
阿形像と吽形像は
明治の廃仏毀釈運動の仏難に遭い
100年もの間
本堂へ仮住まいされたそう
仁王門自体も
昭和57年の7.23長崎大水害に遭い
5年後には再建されたものです

仁王門を抜けると
唐風の四天王が迎えてくれます
川沿いには鐘堂
破れた梵鐘は
水害の際に破損したもの
再鋳された梵鐘には
水害の犠牲者名が刻まれている🙏

本堂も水害後の再建で
古い彫刻が所々にあり
旧本堂由来なのでしょうか
鬼瓦や五重塔もありました
拝観料を
お布施し
おみくじを引いてみると
なんと大吉✨
桜が満開の運勢らしいので
境内の桜の枝に結んできました

本堂脇の道には磨崖仏?
線刻画?があり観音様も😊
御本尊の魚籃観音様は
非公開ですが
お姿はこんな感じなのかな?
女性的で柔らかな ご尊顔で
優しく 美しかったです🥰
由紀さおりさんの
お姉さんに似てました

壁の線刻画に
一部 赤い色が見えて
彩色画?かな?
説明文を見つけられず
残念です
鳥の羽根のような
蓮華の花弁のような
不思議な曲線の彫刻でした
心が洗われるようで
しばらく見惚れていました😌

本道の脇道を通ると
滝壺の前の観覧スペース
落差30㍍
優しい雰囲気の 無名の滝です
(羅漢橋より撮影)
瑠璃色の陶器の椅子に座り
しばらく歓談&休憩🍵
2つ目の石橋・羅漢橋
その向こうには
三段の石垣が
びっしりと敷いてあり
一つ一つ石を積んだ古人の
観音信仰、滝への畏敬の念を感じて
改めて 滝を拝みました

滝の観音へは
私の両親を誘って行ったのですが
滝を見ながら
老夫婦が佇む姿を見ていると
父も母も小さくなったな
こういう
錆びた雰囲気に似つかわしい
お祖父ちゃんと
お祖母ちゃんなんだな・・と
しみじみ思って😌
大切にせんといかんな、と
家族で話しました☘️

帰りしに
玉ねぎの無人販売を見つけて
3袋買って帰り🛒
車の中では
父は社会人になってから
母は子供の頃に
研修で滝の観音に泊まりに来ており
宿坊的な物が繁盛していたのだと知り
天草出身の旦那さんも
来たのは2度目の私も
初めて来た娘も
ここで泊まるのは
ちょっと怖いなぁとビビりました😅

人里離れた
キャンプのような感覚かな?
なかなか勇気がいるぞ💦

家に帰って
滝の観音を調べてみたら
磨崖仏を見に行かれている方
結構、おられました😌

石仏、石橋、磨崖仏・・
やっぱり岩と石って、ロマンがあります☘️