PART2 ガイアの神殿の祈り
最新版 天の川銀河の物語1 白鳥の六芒星物語
第4章 ガイアの神殿


TAKESHIです。
最新版の「白鳥の六芒星物語」には、今まで入れていなかった内容、私達がどうして宇宙を旅することになったのか、天使の星に行ったことや、ガイアの神殿の話などが詳しく書き加えられています。
お分かりになると思いますが「龍治」は私の事です。

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第4章 ガイアの神殿 PART2 ガイアの神殿の祈り

私達は、「宇宙の光」の仲間達と2日後にガイアの神殿を尋ねました。
仲間達も次々と予期せぬことが起こるので週に1回のスカイプ会議が待ちきれなくて週に2度3度行うようになってしまいました。

このころにはすでに「宇宙の光」の活動によく参加しているメンバー達の多くが自由に神龍(シェンロン)を操り飛べるようになっていました。
今日は「宇宙の光」の正式なスカイプ会議です。
この時はいつものメンバー以外にもたくさんの仲間達が集い、スカイプを使って中心メンバーと共に行動します。
中にはまだうまく意識を合わせられない人もいますが、その様な人も私達の会話やビジョンの様子を聞いているうちに少しずつ同じビジョンが見えてきたりします。

今回は30名近くのメンバーでガイアの神殿に向かいます。
30頭の神龍(シェンロン)が一斉に飛び立ち、富士山の火口からガイアの神殿に向かいます。
ガイアの神殿は前回来た時よりも明るくそして広くなっている感じがします。
中央では女神ガイア様が嬉しそうに、私達が来るのを待っています。
たくさんの神龍(シェンロン)がガイアの神殿に降り立ちました。

もともと神龍(シェンロン)は、大地や自然を守る存在ですので、女神ガイア様も神龍(シェンロン)達を自分の子供のように愛しています。
そして神龍(シェンロン)達もガイアの神殿ではゆっくりとくつろいでいるようです。
神殿も神龍(シェンロン)達のエネルギーによってさらに輝き始めました。

私は女神ガイア様に一つの提案をしました。
「女神ガイア様、私はあなたにお願いがあります。
私達は、この神殿であなたと共に、地球の意識と人々の意識が深く繋がり、地球に安らぎが訪れるように祈りたいのです。」

女神ガイア様は私の言葉を聞く前にすでに私の意思を感じ取っているようです。
「あなたの願いは私の願いでもあります。
私こそよろしくお願いします。」

私達はいつものように祈り始めました。
私が最初の祈りの言葉をよみ、メンバー達がその言葉を繰り返します。
そして、その後、メンバー達は自由に自分の思いと言葉で祈るのです。

私は祈りの言葉をよみ始めます。
「偉大なる地球よ、偉大なる女神ガイア様よ、
私達に多くの愛と癒しをお与えください。
私達が皆さんの意識と一つになって生きていく事ができるようにお導きください。」

メンバー達も私の言葉を繰り返し祈り始めました。
30名近くのメンバー達の祈りが、ガイアの神殿を光で満たしていきます。
女神ガイア様の姿が一段と明るく輝き、地球の優しいエネルギーが私達を包みます。
私達はしばらく祈りを捧げ、女神ガイア様の優しいエネルギーを受け取っていました。

祈りが終わると、私は女神ガイア様に、今日は何をすべきか尋ねました。
女神ガイア様はにっこりと笑って答えました。
「龍治さんたちにお願いがあります。
それは、私の仲間であるさそり座の騎士団を迎えに行ってほしいのです。」

私は女神ガイア様の思いがけない言葉に驚きました。
「さそり座の騎士団ですか。」
葵さん達もきょとんとした顔をしています。
さそり座に騎士団があることに驚いているのです。
しかも サソリというと猛毒を持った恐ろしい虫というイメージがあり、美緒さんは怖そうな顔をしています。

女神ガイア様が笑って答えます。
「彼らは、さそり座の騎士団と言ってもサソリではありませんので皆さんを刺すことはありません。
彼らは非常に優秀な騎士団ですから、皆さんの活動にもお役にたつはずです。
それに騎士団というのはただ戦うためだけの存在ではないのです。
騎士団のもっとも大切な役目は平和を守ること、争いのない世界を作ることが騎士団の目的です。
でもこの宇宙には、様々な考えを持った人達がいます。
その様な人達から皆さんを守るのも騎士団の役目ですし、皆さんの活動を助けるのも騎士団の役目です。」