地球のコアの危機 アセンション後の地球PART2

PART2 地球のコアのエネルギーを奪い取った創造主とそれを企んだ創造主

しかし、1月3日の事、2017年になって地球が分離されにもかかわらず、光59%の世界の様子がおかしいことをロッド星人達が報告してきました。
「TAKESHIさん、私達は現在、人々の感情開放に努めていますが、どうも気になる事があります。
それは、私達が今いる世界は光59%の世界なのですが、光が非常に弱いのです。
まるで光と闇が半分半分くらいの、今迄の地球とさほど変わらないような光の状況です。
その為に人々の感情開放の作業も速やかに行われていないのです。」

私達は、もう光59%の世界しか見ることができませんが、物理的な地球の中では、まだ他の世界との交流が行なわれていますので、人々の感情やエネルギーの状態がとても不安定なのは仕方がないようです。
しかし、この地球の状態から見ても、人々の感情エネルギーの噴出だけが原因ではないことは、私も気づいていました。
まだ人々の意識や感情を操ってネガティブなエネルギーを放出させている存在がいるような気がするのです。

私達は急いで地球のコアに入りました。
すると、地球のコアの輝きは重苦しいエネルギーによって覆い隠されているのです。
コアを守っていたゴールド・ドラゴンと5エレメントドラゴン達も、どこかに連れ去られているようで姿が見えません。
コアのエネルギーと深くつながっている女神も見当たりません。

「TAKESHIさん、大変なことになっています。
地球のコアがこのようなエネルギーで覆われていたのでは、地球に光が満ち溢れてこないのも当然です。
これは光59%の世界だけでなく、他の世界でも起こっているかもしれませんのですぐに調べさせたいと思います。」
ロッド星人は、そういって仲間達に連絡を取っています。
私はすぐに、創造主達に来てもらい、このエネルギーを浄化してくれるように頼みました。

第1評議会と第2評議会の創造主が来てくれて、コアを取り囲んでいるエネルギーの浄化に努めましが、思ってよりもこのエネルギーはパワーが強く浄化が進みません。
その様子を見たロッド星人は、私に言います。
「TAKESHIさん、昨年まではこのようなエネルギーはありませんでした。
このエネルギーがコアを取り囲んだのは2017年になってからの事です。
しかも、これはダークピープルではなくもっと高次元の創造主の仕業だと思われます。」
「という事は、昨年までに処理した創造主の仕業ではないかもしれないという事ですか。
創造主達の中に、まだ地球のアセンションに反対して邪魔をしている創造主がいるという事ですか。」
「おそらく、その可能性はあると思います。」

わたしは、第7から第9評議会の創造主達を呼び寄せました。
そして、彼らの力によってこのコアを閉ざしているエネルギーの浄化を行ってもらいました。
すると、コアの前で、このコアのエネルギーを高める為に働いている女神が倒れています。
ロッド星人がすぐに女神を助け出し、創造主達が光を送ると、女神は意識を取り戻してきました。
私は、女神の意識が戻るのを待って何が起こったのか、女神に尋ねました。

「皆さん、私達を助けてくれてありがとうございます。
私達が、コアを守っていると、突然大きな閃光が煌めき、私達は意識が遠くなるのを感じました。
ドラゴン達も急に力を失い、次々と倒れていきました。
私は、自分の光を放ちコアを守ろうとしたのですが、重苦しいエネルギーにつつまれ、何も見えなくなり倒れてしまいました。
遠くなる意識の中で、コアの光が閉ざされて行くのを見ていた気がします。」

おそらく、人々のネガティブな感情が予想よりも沢山発散されていたのは、この地球のコアのネガティブなエネルギーにより、人々の感情が増幅されていた可能性があります。
そしてその増幅された感情により、地球の各所で大きな地震を起こそうとしていたのかもしれません。
ロッド星人からの報告で、地球のコアの異変は、光59%の世界だけでなく、光51%以上の全ての世界でも見つかりましたので、相当力を持っている創造主が行なった可能性があります。

私はすぐに「流れを作る創造主」を呼び出し、この女神の時間をさかのぼり、誰がこのような事をしたのか、調べることにしました。
「流れを作る創造主」は私達やそこに集まってきた創造主と共に、時間をさかのぼります。
するとこのコアに突然侵入してきた存在がいた事が分かりました。
黒いエネルギーや閃光で、その姿は、はっきりとは見えませんが、私達の世界の創造主である事に間違いはないようです。
彼は、黒い闇のエネルギーによってドラゴンの力を奪い、闇の次元へと閉じ込めてしまいました。
そして女神を傷付け、コアの周りに闇のエネルギーを噴出させ、コアのエネルギーを奪っています。

数名の創造主は、この映像を基にドラゴン達を救出に行きました。
私達は、犯人を捕まえる為に、この映像のエネルギーを調べ、ピカフラシュを走らせます。
すると、高次元の壁をどんどん抜けて第9評議会の世界へと走っていきます。
行きついた先は、第9評議会の創造主の1人です。
これには、第9評議会の他の創造主達も驚いています。
彼も非常にまじめな創造主で、昨年までは何の異変もない創造主でした。

私は、彼に、何故地球のコアのドラゴン達を連れ去り、コアのエネルギーを奪いとったのか創造主に尋ねます。
「私は、特別な目的があって行ったのではありません。
そうしなければならないような気がしたので、私は、物理次元に降り、コアのエネルギーを奪い取りました。」

この創造主をしらべると、確かにコントロールチップがつけられています。
この数日の間に、誰かがこの創造主を利用するために、コントロールチップをつけた可能性があります。
ただ、第9評議会の創造主にコントロールチップをつけることができるのは、第10評議会の創造主である可能性も高くなりますので、私達は、第10評議会の創造主にも出てきてもらいました。

「TAKESHIさん、私達もこの地球の様子を見て非常に驚いています。
すでにこの宇宙は新しいエネルギーに生まれ変わっているはずですので、このような事が起こるはずもないのですが、一体どうしたという事でしょうか。」
「創造主達よ、大変申し訳ありませんが、第9評議会の創造主の1人にコントロールチップがつけられ、意識を操作されてしまいました。
これは第9評議会、もしくは第10評議会の創造主かそれに値する力を持った創造主である可能性がありますので一緒に調べてもらえませんか。」
「その様なことでしたら、私達も協力しましょう。」

私達は、「流れを作る創造主」にお願いして創造主と、この第9評議会の創造主の時間をさかのぼり、誰がこのコントロールチップをつけたのか調べることにしました。

「流れを作る創造主」によって時間が逆に流れていきます。
第9評議会の創造主が、地球のコアに突然現れた様子も明らかにされていきました。
それはコアの女神が言うとおり一瞬の間に起こった事件でした。
これだけの力を持った創造主ですので、コアのエネルギーを奪い去るのにはいくらも時間がかからないのは当たり前の事です。

そしてこのコアを襲う少し前に戻ると、やはり第9評議会の創造主に突然コントロール・チップをつけた犯人が現われました。
それは、第9評議会の創造主はもちろん第10評議会の創造主の半分以上の創造主も見たことが無い創造主の姿でした。
彼が稲光のような速さで、第9評議会の創造主の後ろに現われ、コントロールチップの様なネルギーを入れ込み、自分のコントロールに従うように仕組んでいます。
第9評議会の創造主は、自分の本来の意識を失い、なすがままに操られているようです。

第10評議会の創造主の1人が、信じられないといったような表情でその様子を見ています。
「この創造主は、あまりにも行動が乱暴であったために、私達がまだ若いころに、封印されて創造主の力を奪われた創造主です。
それがなぜ、今になって現れたのか不思議です。
この創造主の事は、第10評議会の創造主でも、古い創造主しか知らないはずなのですが、」
「という事は、この創造主の事を知っていてあえて甦らせた者がいるという事ですね
その者は、この地球のアセンションを妨害するために、この「乱暴者の創造主」を甦らせたのでしょうか。」
「そうだとしか考えられませんね。
これは放っておくと大変なことになります。」

もちろん、この創造主を放っておくと大変なことになるのは、分かっています。
私達は、次に誰がこの創造主を復活させ、この時代に連れてきたのか調べることにしました。
「乱暴者の創造主」の時間を「流れを作る創造主」が遡っていきます。
すると、意外なことに、「乱暴者の創造主」を復活させたのは、私達の宇宙の創造主ではなく「混乱の宇宙」の創造主の1人のようです。

「これは、どういう事ですか、「混乱の宇宙」の創造主がこの「乱暴者の創造主」の事を知っていて復活させたのですか。」
「いえ、彼はまだ若い創造主ですので、「乱暴者の創造主」の事など知らないはずですし、彼にとっては遥か上位の創造主に当たりますから、きっと他の創造主から頼まれたのだと思います。」
第10評議会の創造主は、ここまで来ると誰の仕業か分かったようです。
第10評議会の創造主達は、集まって話し合っていましたが、一人の創造主を呼びだしました。

「TAKESHIさん、大変申し訳ありません。
犯人は、第10評議会の創造主で、いつも私達と対立する意見を述べていた創造主のようです。
彼は、最初から、この地球と宇宙のアセンションや創造主の立て直しについて反対の立場をとっていましたが、実際に妨害を行うとは、私達も考えていませんでした。」

私は、第10評議会の創造主達の言葉を聴き、疑問い思ったことがあります。
「そうですか、しかし何故「混乱の宇宙」の創造主が「乱暴者の創造主」を復活させるために働いたのですか。」
「それは、「混乱の宇宙」を作ったのが、この創造主だからです。」
私は、その言葉で全ての謎が解けた気がします。
第8評議会の「全てを見渡す創造主」が、この「混乱の宇宙」の創造主と手を組んで、地球に様々な罠を仕掛けてきたりダークピープルを送りこんできたのも、裏でこの創造主が手に気をしていたことが分かりました。
この第10評議会の創造主にしてみれば、自分が作った宇宙の創造主やダークピープルですから、彼らを利用するのはいとも簡単なことだったのです。