釧路ししゃもブランド化へ鵡川に挑戦!。
世界でも道内の太平洋岸だけに生息する晩秋の味覚のシシャモですが、「ししゃもはむかわ」と言われるほど胆振管内むかわ町産が抜群の知名度を誇る中、主産地の釧路が今年、「釧路ししゃも」のブランド化を目指して本格的に立ち上がりました。統一パッケージや認定基準づくり、料理フェアなどを次々試み、干しシシャモの供給基地から脱し、地場の特産にしようと意気込む水産都市の鼻息は荒い。
シシャモの甘露煮を、甘酢に漬けたダイコンで包んだ「ししゃものきぬた巻き」は、釧路市の回転ずし店「銀の船釧路店」の職人、紺野伸之さん(50)が考案した料理フェアの自信作です。
市内では11月23日まで、居酒屋やホテル、洋食店など59店が生シシャモを使った多彩な料理を提供する「第2回釧路ししゃもフェア」を開催中で、昨年に続き行政や経済界でつくる釧路地域ブランド推進委員会と漁業者がタッグを組み、企画したものです。
北海道によると、10~11月に行う道内シシャモ漁の年間水揚げ量は1200~1300トン台ですが、釧路、十勝管内が8割前後を占め、残りが胆振、日高管内産となっています。釧路港は例年200~300トン台で、十勝管内広尾町や釧路管内白糠町と並ぶ主要産地なのですが、全道水揚げ量の1割足らずのむかわ産がブランド化されており、全国的に知名度が高くむかわに遠く及ばない現状があります。
釧路産の半分以上は、干しシシャモの原魚としてむかわ町に向かうと言われ、原料供給基地に甘んじてきた理由を、市内の水産関係者は「魚を大量にさばく釧路の大手の水産加工・流通業者はシシャモに力が入らなかった」と説明しています。
人気のフェア期間限定シシャモ創作料理
記事と写真は北海道新聞より引用・借用しています。
