冬色のオブジェ 黒と白と・・・3
このコクチョウの飛来については、苫小牧市日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンターに聞きますと、「本州の公園などで飼われていて逃げ出し、ハクチョウと共に渡ってきた可能性があります」とのこと。札幌の円山動物園で飼育されていますが、北海道新聞の朝刊に写真入りで載るほど、北海道では珍しいとのことです。
本来のコクチョウは留鳥で渡りはせず、渡り鳥の分類には入りません。また、通常ハクチョウの仲間は単独では行動せず、一族などのグループで行動し、寄留地への移動(渡り)も団体での編隊飛行となります。このコクチョウはどこかでオオハクチョウと出合い一緒に飛んで来てしまったのでしょうが、周囲のオオハクチョウは何となく少し離れたところで、群れをなしており、コクチョウは孤立しているように感じ取られます。
一つ気になるのですが、これから先もコクチョウと白鳥が一緒に旅をして、最終目的地のシベリアまで行ってしまうのでしょうか、また次の渡りの季節には日本まで旅をして来るのでしょうか??心配になります。
ちなみに、コクチョウは英語では「黒い白鳥・ブラックスワン」と呼ばれていますので、「白鳥に似た黒い鳥→黒鳥」と思うとイメージが描きやすいのではないかと思います。
黒と白と・・・
水の上ではなぜか背中に片足が持ち上がっています。
水面にも赤い口ばしのシルエットが・・・
水の上では、他のオオハクチョウたちはグループでの行動なのですが、
コクチョウは心なしか孤立して見えます。


