2011年9月11日&12日と宮城へ行って参りました。
メインは、ご存知の通り、桑田さんのライブですが、今回は参加する事に、いつものライブ遠征のように、手放しで喜べない部分がありました。
ライブの趣旨は、東北復興ライブ。
被災された方に、歌で元気になって頂く…
純粋に、ファンとしてライブは観たい。
でも、やっぱり関西人が行くのは場違いなのか?
そんな中で、宮城の方からのある書き込みを某日記で見た。
要約すると、モロに被災した方は、まだライブにいけるという状態の方は少なく普通の生活の戻りたいと思うのが精一杯。
だから、行ける人が行って盛り上げるべき。
確かに、歌を直接聴いて貰うのが全てとは限らないし。
宮城でライブを行い、東北全域に元気を発信する。
その事柄からでも、被災された方にも何か伝わるものがあるのでは?
ならば、私達県外の人間が宮城に足を運んでライブを盛り上げに行けば、自然と現地のホテルや飲食店、お土産屋などに貢献させて頂く形になる。
チケット代やグッズの売上の一部も義援金に回る!
とにかく、お金は回さないとあかん!
個人的には、回す程持って無いが(>_<)
しかし、個々では微々たる金額でも、塵も積もればで山となるのでは…
現に、日曜だというのに、ホテルや飛行機はいっぱいであった。
でも・・・
とりあえず申し込んだチケットは、あっさりと外れたので、やっぱそういう事なんだなと思って諦めようかと思っていたが、案外関西組当ってます(^^;)
羨ましいなと思ってたら、○さんの知り合いのチケットが余っており、お譲り頂けるかもというお話があった。
気持ちは、“行かない”になってたので、一瞬どうしようかと思ったけど、結局1枚お願いする事にした。
猪木じゃないけど、迷わず行けよ、行けばわかるさ!である。
とにかく行こう!
そして、行く限りはもうひとつやりたい事があった。
決して変な意味ではないのだが、被災地を見て衝撃を受けておきたい…
TVなどでしか見ていない映像。
勿論、衝撃の映像であったが、余りのありえなさに、どこかリアリティーさが逆に欠けてしまう部分もあった。
ウチでも、チャリティーイベントや募金箱設置もやった。
でも、流れに沿っての形式だけになってないかなって…
実際、被災地にボランティア等で行かれた方の話を聞く度に、リアルさが少しずつ見えてくる。
だから、この際しっかりと自分の目に焼きつけ、もっとリアルに受け止めたい。
受け止めたからといって、すぐに何かが出来る訳じゃないかもしれない。
でも、見ない事には、新たに何かを感じる事はできないと思うので。
前置きが長くなったけど、今回はそんな思いを抱いて、ライブに臨む事にしました。
そういう意味では、後に被災地3県の映画館で無料でこのライブの生放送を楽しんで頂けるパブリックビューイングとwowowの10/1の無料放送を発表した事で、会場に足を運ばなくても、被災地の方々にもライブを届けられると言うシステムは本当に嬉しかったですね。
つづく