キミカレのデートイベント、
「スイーツパラダイス」の彩人先輩の
ネタバレです。
知りたい方のみお進みください。
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スイーツパラダイス 第5話
人だかりのナゾ
スイーツ食べ放題の
ビュッフェで突然起きた
ナゾの人だかり。
その人だかりの中心はどうも
私の進行方向--私と先輩の
席あたりにあるみたいで。
一体どうしたんだろう?
エ「す、すみませーん……」
通して……くださいー……。
大皿をふたつ持ったまま、
人だかりをかきわけて
近づくと--
女性1「あの……これ、
食べてください
私、このケーキ大好きなんです」
女性2「私も……!
このケーキ、美味しいから
いっぱいとってたんですけど、
どうぞ……!」
女の人たちが先輩を
取り囲んで、自分のケーキを
差し出していた。
エ「え、ええっと……」
……こ、これは……
どうすれば……。
彩「どうも、
ありがとうございます」
涼しい顔でケーキ攻勢を
受け流している先輩。
テーブルの上は
フルーツとたくさんの
ケーキでいっぱで……。
ふと、自分の取ってきた
お皿を見る。
エ「……なんか、負けてる?」
女性3「あ~んしてください!
はい、あ~ん!!」
……!!
女性4「ちょっと、
抜け駆けしないでよ!
私があ~んさせるのが先よ!」
エ「……ちょっ……!」
私の席に座り、強引にも
先輩に食べさせることを
実行してる女の人たち。
そんな様子をみて、
慌てたものの……。
なんか、どこに行っても
先輩は先輩なんだなと。
ちょっと冷静になってしまった。
スイーツパラダイス 第6話
自分の席に戻って良いのかな…
先輩と一緒の、楽しい
スイーツ食べ放題デート。
だったはずなんだけど……。
女性1「あの……これ
食べてください!
私、このケーキ大好きなんです」
女性2「私も……!
このケーキ、美味しいから
いっぱいとってたんですけど、
どうぞ……!」
彩「どうも、ありがとうございます」
先輩と自分の分のスイーツを
取っている、ほんのわずかな
時間でこんな状況に。
エ「……どうしよう」
私は大皿を持ったまま、
遠巻きに先輩をながめる
ことしかできなくて。
でも先輩の隣の席は
私の席で……。
あそこに割って入って、
座りたい。
この人は私の彼氏ですって
感じで堂々と行きたいけど……。
エ「………」
彩「………あ」
エ「……!」
その時、先輩と
目が合った。
人だかりにまぎれて、
私の姿なんてほとんど見えない
はずなのに。
彩「あ、やっと帰って来て
くれたね。
エ「先輩……」
瞬間、周りの女の人が
いっせいにこっちを向く。
……い、痛い。
でも……。
先輩が私のこと、
見つけてくれた……。
なんかそれだけで嬉しいし、
堂々と歩ける!
彩「悪いけど、
どいてくれるかな?
僕のかわいいえりがこっちに
来られるように
ああ、あと。
ケーキもいらないから、
ちゃんと持って帰ってね
自分で取った分は
自分で食べてください」
なんか優しく笑顔で
言ってるけど……。
……先輩、それ、
ちょっとキツイような?
でも……。
彩「おかえり」
私だけに向けてくれる
優しいホントの笑顔。
エ「た、ただいまです……」
私以外がとってきた
ケーキは食べないと返す。
そんなささいなことが、
嬉しい。
なんか自分が特別だと、
言われてるようで…・・・。
彩「じゃあ、食べようか」
エ「はい!」
いま、私、
すっごく幸せ、かも。
