キミカレ彩人先輩のネタバレです。
サイドストーリーを勝手にSSと略しました。
本編第28話のあとに続く5話の
うちの2話目です。
なので28-2と私が番号を
つけました。
実際には番号はついていません。
サイドストーリー全体でいうと14話目です。
知りたい方だけお進みください。
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下世話な男
-彩人Side-
彼女を送った帰り道。
珍しく『反省』という
言葉が浮かぶ。
彩「ちょっと
からかいすぎたかな?」
あとで電話か
メールしとかないと。
本当は会って言った方が
いいけど……
今は顔を見て
話せないだろうしね、彼女が。
???「彩人」
彩「……」
……。
???「おい!」
彩「さて、家に帰って
シャワーでも浴びようかな」
声をかけてきた人物の顔を
確認し、あえて無視する。
今は……というか、
出来るだけ話したくない
人物だったから。
???「彼女、無事帰ったのか?」
なれなれしく隣に並んで歩き、
話しかけてくる。
正直うっとうしい。
いや、ウザい。
彩「はあ……
なんですか、兄さん」
彩人兄「うまくいったのか?」
彩「なにがですか?」
兄「どうだった?
あの子、初めて
だったんだろ?」
……。
この人は本当に、
人をイライラさせる人だな……。
彩「なにがでしょう?」
兄「いいな、可愛い
年下の彼女」
彩「兄さん、さっきからずっと
会話になってませんよ」
兄「知ってるよ
だってお前、どうせ俺の
質問には答えないだろ?」
彩「まあそうですね」
兄「だからひとりで
話してるんだよ」
……変なところで
カンがよくて、
これがまたイライラする。
兄「で、話は戻して……
お前のことだから
どうせ最後までは
してないんだろうな
だってお前、わざと持って
行かなかったもんな」
彩「……」
兄「優しい彩人くんは
なければ絶対しないもんな?」
今度はなれなれしく
肩を組んで、
頬をつついてくる。
彩「……ホントに
イライラする」
兄「ん?なんだ?」
彩「なんでもありません
それに兄さんの言ってることが
なんのことか、僕には
さっぱりわかりません」
兄「あっ……痛ッ」
腕をあえて力強く
握って払う。
そしてそのまま足を速め、
家に向かった。
兄につかまらないように。
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【By彩人
この人は本当に
イライラするな……。
正直うっとうしい、
いや、ウザい。】
