キミカレ南くんのネタバレです。

知りたい方だけお進みください。






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第32話 仕切り直し!







今日は遊園地デートの日!

にこにこ笑うお兄ちゃんと。

「なんで?」状態の私。


そして--



対面する彼らはしかめっ面。
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エ「なんで!?」



今度は声に出して不満を

お兄ちゃんにぶつける。



エ「なんでまた

 こうなってるの?」

皐「それはこっちのセリフだ」

須「……」
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千「えー……だって、

 みんなで来た方が

 楽しい場所ですから」

皐「私利私欲のためだろ!」
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千「それは少し意味が違います。

 マルはあげられませんが

 サンカクはあげられます」

皐「……あー、なんかもう

 帰りてぇ」



須「まあこうしなきゃいけないのは

 わかりますし、協力はします
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 ですがなぜ、

 咲坂と俺なんでしょうか

 それが唯一の不満です」


皐「おい、須賀。

 オマエ、ケンカ売ってんのか?」

須「売ったら買ってくれるのか?」


エ「……」



なんか話がよくわかんない。

お兄ちゃんはなにか

理由があってふたりを

誘ったってこと?



千「さてさて。

 えりちゃん」

エ「ん?」


千「このふたりはいないものとして

 楽しみましょうか!」
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エ「え!?」

千「とりあえず、カモフラージュって

 ことで呼んだだけですから」



あ……そうか。

そういうことか。


千「存在を消しましょう!」

皐「おい!」


エ「うん!わかった!」

皐「オマエまで……。

 ったく!」



なんかブツブツと咲坂くんが

言ってるけど、それは無視。



千「楽しい1日にしましょう」



目の前のお兄ちゃんが

私の手をギュっと握って、

そう微笑んでくれる。


そんな普通で、小さなことが

今の私にはすごく嬉しくて、

ちょっと泣きそうになった。



……。



そして、私たちは手を繋いで

歩いていってしまった。



その後ろでは。




須「……」

皐「おい、どうするんだ?」


須「ふたりについて行かないと

 いけないのだろうけど……

 正直、俺はもう帰りたい」

皐「同感

 それに手、繋いでる時点で

 アウトだっての」
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須「まあでも、一応頼まれたから

 見失わない程度に

 ついていくか」

皐「マジで!?」


須「中途半端は好きじゃ

 ないからな」

皐「そういう問題かよ」


須「嫌ならお前は帰ればいい」

皐「……行くよ。

 行けばいいんだろ!」


須「いや、帰っていい」

皐「オマエ、やっぱり

 ケンカ売ってるな?」


須「……」

皐「おい、須賀!

 待てって!!」





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【By千歳

一応、あやしまれないように

寛貴くんと皐くんを呼びました。

彼らなら仲良しだから

僕らふたりと離れても、

彼らふたりで楽しく

やってくれそうですし。

僕と君はふたりっきりで

遊園地を楽しみましょう!】