キミカレ南くんの
旅行イベントのネタバレです。
まずはエンディングまでの
道のりの前編から。
1話が短いので、
番号振らずにまとめて
1つにします。
知りたい方のみ
お進みください。
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旅行 ~千歳編~
もうすぐ修学旅行!
学級委員がしきって班を決めたり、
グループでの自由行動の
場所を決めたり。
準備に大忙し!
行き先は京都!
ベタだけど、まあ行き先よりも
みんなと一緒っていうのが嬉しい。
しかもうちのクラスには……。
千「みなさんと一緒に
よろしくお願いします」
教育実習生の
千歳お兄ちゃんがいる!
千「忘れ物とかないように
しましょうね」
よし!
準備、ちゃんと頑張ろう!
千「えりさんのところは
どこをまわるんですか?」
エ「あ、南先生!」
千「清水さんに、
八坂さんですか!」
……さん?
エ「なんで『さん』を
つけるの?」
千「え?
え、えーっと
昔の友人がそういう風に
言っていたので、うつって
しまったんですが……変ですか?」
エ「ううん、変じゃないけど」
千「良かったです」
変じゃないけど、
昔の友人って……?
エ「お兄ちゃんはどこを
まわるの?」
千「僕ですか?
僕は先生たちと一緒ですね。
自由に観光っていうのは……
あ、3日目だけは自由にして
いいって言われてますけど
それ以外はホテルで待機したり、
怪我した生徒につきそいますよ」
エ「へー……」
3日目は自由なんだぁ……。
エ「お兄ちゃ……」
資料室を開けると、
お兄ちゃんのまわりには
女の子3人。
お兄ちゃんを囲むように
立っていた。
千「あ、えりさん!」
私に気づいて、
駆け寄ってくるお兄ちゃん。
女生徒1「南先生!
私たちの用が先です!」
女生徒2「そうですよー」
千「あ、すみません!」
エ「……」
千「あの、急ぎの用じゃなければ
放課後に来て下さい……」
こそっと、そう耳打ちして、
お兄ちゃんは女の子たちの
ところへ戻る。
……大変だなぁ。
でも、彼女たちの用件って
なんだろう。
3日目はバスの時間まで
自由行動していい日。
しかもお兄ちゃんも
自由に行動していいらしい。
これはもう誘って
一緒にまわらなきゃ、だよね!
エ「南先生ー!」
千「えりさん、こんにちは」
エ「あのね、お兄ちゃん!
3日目、一緒にまわらない?」
千「え……?」
エ「ダメ?」
千「いえ、ダメではないんですけど」
エ「ホント?
やったー!じゃあ約束ね」
千「あ、……でも、あの」
エ「じゃあ、予定はまた
後で決めよう!」
これで楽しい
修学旅行になりそう!
千「……どうしましょう」
エ「え……?」
千「……すみません」
お兄ちゃんから話があるからと
呼び出され、3日目のことを聞いた。
いろんな人に誘われてしまったから、
みんなでまわることになってると。
どうも同時に何人もの生徒に
誘われて仕方なかったらしい。
……。
やっぱりあの時の女の子たち、
お兄ちゃんのこと
誘ってたんだ。
千「もし良かったら、
えりちゃんも一緒にどうですか?」
エ「……」
みんなと一緒は正直あまり
気が進まないけど、
一緒にいられないのはイヤ。
千「えりちゃん?」
エ「行く」
千「……わかりました。
じゃあ楽しみましょうね」
そんなお兄ちゃんの言葉に、
私は小さく頷いた。
京都に着いて、
グループ行動をして……。
1日目、2日目と過ごし……。
千「えりさん」
……?
千「楽しいですか?
楽しめてますか?」
エ「う、うん」
なんでそんな心配そうな
顔してるんだろう。
千「そうですか、
良かった……
明日、楽しみにしてます」
エ「うん」
千「色んなとこ、
まわりましょうね」
エ「うん……そだね」
千「あの、えっとー。
それだけです
じゃ、では、また」
エ「……」
どうしたんだろう、
お兄ちゃん。
なにか言いたそうだったけど。


