キミカレ須賀くんのネタバレです。

その後どうなるか知りたい!

方だけお進みください。

(アフターストーリーの5話目です)




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after.5 たとえ遠く離れてしまっても。






須「遅くなったな……。

 大丈夫か?」

エ「あ、うん!

 ちゃんと親には

 言ってあるから!」


須「そうか」



あれから部屋で話をした。

寛貴くんが笑い終わるまで、

結構かかったけど。


そのあと急に、

明後日小テストがあったよな、

と寛貴くんが思い出しちゃって。

甘い雰囲気も一気に消え、

なぜか勉強モード。



エ「そりゃーさ?

 話題変えたのは私だけど、

 少しくらい…」

須「なにブツブツ

 言ってるんだ?」


エ「なっ…なんでもない」



あいかわらずジゴク耳だ。



須「…………」

エ「……?

 どうしたの?」



突然立ち止まり、

空を見る彼。


私もつられて空を見る。



須「……距離」

エ「?」



空を見るのをやめて、

こちらを向く。

その表情がなんだか、

真剣なんだけど

悲しそうな…

なにか思い詰めているような、

そんな表情だった。



須「住んでるところが離れたら、

 気持ちも離れると思うか?」
split second

エ「え?それって、

 遠距離恋愛のこと?」

須「……そう、かな」


エ「……んー、どうかな。

わからない」



考えたこともないし、

そういう予定もないし。

いま、幸せだし!



須「じゃあ、もし俺が・……

 遠距離じゃないけど、

 そうだな……

 少し離れた学校に

 行くことになったら…

 お前はどうする?」

エ「……へ?

 なに?なんでそんなこと……」



もしかして、

寛貴くん……。



須「あー、悪い。

 誤解するな。 もしもの話だ。

 仕事で、遠距離恋愛がテーマの

 ものがあったんだ」
split second


エ「あー……

 そうなんだ」



ビックリした。

そうだよね。

仕事あるのに

いきなりどっか

行っちゃうわけないよね!


それにしても心臓に悪い。



須「それで?

 お前ならどうする?」


エ「少し、だけなんだよね?」

須「まあ、遠くでもいいけど。

 とりあえず今よりも

 離れたらどうする?」

エ「どうかな……。

 わからないけど、それでも

 好きでいると思う、かな。

 寂しいとは思うけど、

 会えない距離じゃないなら

 大丈夫!」



……だよね?


っていっても、

経験ないからわかんない。


でも、気持ちは

変わらないと思うから。



須「そうか」

エ「……? うん」


須「……えり」



そっと肩に手を置かれ、

名前を呼ばれる。



エ「あ……」



これはキスする前の、

寛貴くんのクセ。
split second


近づいてくる彼をじっと見つめ、

ゆっくりと目を閉じる。


そして----




須「えり」

エ「ん?」

須「今度、堂々と一緒に

 歩ける場所に行こう」


エ「堂々と?」

須「人目気にして手を繋がないとか

 距離を取るとか、

 そういうことしなくてもいいところ」


エ「・・・寛貴くん」

須「いつも、ごめんな」



寛貴くん、

気にしてくれてたんだ。


嬉しい……。



エ「ううんっ、全然だよ!」

須「……優しいな、お前は。

 でも、あまり無理するなよ」



そっと指で私の髪を耳にかけ、

優しく頬を撫でてくれる。


寛貴くんの長くて綺麗な指。

そういえば久しぶりにちゃんと

触れて貰ったかもしれない。


あったかくて、優しい。




須「不安なことがあったら

 すぐに言えよ。

 あと………」

エ「?」


須「ずっと一緒にいよう」

split second

エ「……うんっ!」

須「良かった。

 じゃあ、また明日学校で」


エ「うん!じゃあね!」



………。



不安はない……。

ないけど。



エ「なんで急にあんなこと

 言ったんだろう」



遠距離とか。

不安とか。

いつもは口にしないのに。



エ「……やっぱりちょっと、

 なにか変わった、のかな?


 …………」



まあいいか!

いま幸せだしっ。

不安なんてない!


こうしていま、

ちゃんと寛貴くんが

そばにいてくれるから。





To be continued.




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【By寛貴 ヘンなこと、聞いても良いか?

もしもだぞ、

もしも、俺が……。】




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というわけで、、、

もう一体何なんだ!!!

ということです。


須賀くん…。

タイトルにしても一言にしても

意味深すぎるよ…。


しかし主人公は二人っきりで

部屋にいるのはダメで

道端でキスしたり顔に

触れたりするのは

いいわけね…。


もう部屋でイチャイチャすれば

何の問題もないと思うんだけど…。