キミカレ須賀くんのネタバレです。

その後どうなるか知りたい!方だけ

お進みください。

(アフターストーリーの4話目です)




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after.4 お家デート




エ「お邪魔しまーす……」



休日の夕方。

寛貴くんからメールで

『今、仕事終わった。

会いたいけど、時間も時間だから』



と、前置きがあって、

そのあと部屋に誘われた。



須「どこでもいいから、

座ってて」

エ「う、うん」


須「……いま誰もいないから

飲み物、用意してくるだけだから」

エ「あ、ごめん。ありがとう!」


須「いいえ」

エ「……」



どこでもいいって

言われてもなぁ……。

座る場所を探しつつ、

部屋の中をうろうろ。



エ「落ち着かない」



でも、こんなうろうろしてても

始まらないよね。



エ「…じゃあ、とりあえず

 座りやすいベッドに…」



ベッドに腰掛け、

ふぅっと一息。



須「………」

エ「わっ……!

 いつ戻ってきてたの?」

須「いま」



気がつかなかった!

ドアの音もしなかった…よね?



須「それで?」

エ「え?」

須「なんでそこに座った?」
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え?あれ?

ダメだったの?



エ「別に、意味はなくて。

 座りやすい高さだったから?」


須「………」



なんか寛貴くん、

照れてる?



エ「ダメ、だったかな?」

須「別に……」



ちょっと視線をそらして、

ゆっくりこっちへ近づいてくる。


……あれ?

部屋のドア、開いてる?



エ「寛貴くん。

 部屋のドア、閉めないの?」

須「……ああ」

エ「なんで……

 ……って、え?」



寛貴くんが近づいてきて、

ゆっくり私の肩に手を置くと、



エ「……っ!?」



トンっと押して、

私を後ろに倒す。



エ「ひ、寛貴くん!?」



そしてベッドに腰掛け、

身体をひねると

私に覆い被さった。



須「……こういうの、

 期待してたんだろ?」
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エ「えっ!?

 そ、そんなこと……!」



須「ああ、そうだ。

 あの時の続きでもするか?」

エ「あの時?」



須「じゃあ声だけで俺を感じてみて」
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エ「!!」


須「首から下のホクロも数えてやろうか?」
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エ「……い、いいです!

 遠慮しますっ」

須「……」



うっ……なんか、

じっと見つめられてる!

どうしよう。

なんか違う話題、違う話題!



エ「あ、あー!

 そうだ!

 なんで部屋のドア、閉めないの?」

須「ああ、それは……」



じっと見つめてくる寛貴くん。

そしてそっと私の耳元で、



須「密室にしないため」

エ「……っ!?」

須「家族いないし、一応、な」



そ、それって………!


須「それとも、ドアをしめて……

 本当に続きするか?」
split second

エ「!」



私の顔の横に腕をついて

ささやく寛貴くん。



ど、どうしよう!


う、嬉しい…ような?


いや、でも。

今日は……!


今日はまだ、そういう心の

準備してないし!



エ「あ、えっと、あー!

 そうだ、寛貴くん。

 今日はどんな仕事してきたの?」

須「…………

 なんで、今、それを聞く?」

エ「…き、気になってるから!」


須「…………・。」



私の必死の話題変えを

呆れてるかのように、

ため息をついて

話し出す寛貴くん。



須「今日は夜中のドラマのちょい役。

 主人公の幼なじみ役」

エ「へ、へー……!

 幼なじみかぁ。

 私にもいるよ!幼なじみ!

 優しい…お兄ちゃんみたいな

 存在だった人」


須「……へー」

エ「………」



うっ……。

なんかじーっと見られてる!



須「…ぷっ」

エ「!!」



わ、笑ってる!?



須「お前、話題変えるの

 下手すぎ」


エ「あ、あはは……」



良かったぁ……。

笑われてるけど、

これで良かった。


さっきの雰囲気が続かなくて、

ホント良かった。




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【By寛貴

やれやれ、お前は本当に

話題を変えるのが下手だな。

対応する俺の気持ちにもなってみろよ。】

 



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なんか、ほんと何なんだろう、この主人公は!

須賀くんの部屋にはソファーとかあるじゃん!

見えてるじゃん!

なのになぜベッドに座るんだ…。

警戒心がなさ過ぎというか、

誤解されても仕方ないというか…。

その気がないなら少しは警戒しろと言いたいDASH!


一言にもあるように俺の気持ちになってみろ

というのがホントによくわかるよ…須賀くん…。

っていうか、部屋に来る時点で

心の準備はしておこうよ…みたいな。


こないだの続き、というのは19話のことです。

ゲームの声優の仕事が決まった須賀くんの

部屋で、須賀くんが急に主人公を手で

目隠ししてベッドに押し倒したという。


まぁ当然途中で主人公が

起き上がって、首にキスされただけで

終わったんだけどね…。