キミカレ彩人先輩のネタバレです。

どうなるか知りたい!

方だけお進みください。




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第29話 久しぶり?







エ「…ま、間に合いませんでしたね」



そっと廊下を歩く。

私と彩人さん。




彩「まあ……あの時間に

 起きられちゃね」



ふと目をそらす彼。



エ「……あ、あはは」



寝坊をしてしまい

慌てて彼に電話をしたら

家まで迎えに来てくれた。


そして準備するまでに彩人さんが

お兄さんに頼んで、

車で送ってもらうことに…。


なったのだけれど、

間に合わなかった。



彩「まあ、授業は

 まだ始まってないから

 担任に会わないように

 教室に入れば…」


???「おはようございます」

彩「おや?」


エ「わっ!!須賀くん!!」

須「…いや、いまさら先輩の

 後ろに隠れても遅いから」
split second


エ「…あ、やっぱり?」

須「それにしても久しぶりですね、

 遅刻なんて。

 最近は減っていたのに」


エ「………?」



久しぶり?

私はめったにしないし、

先輩のこと?



彩「ああ、そういえばそうだね。

 久しぶりの遅刻、かな?

 恋人ができてからちゃんとした生活を

 していたからね」
split second


彩人さんの『恋人』という

言葉に反応して

顔がにやけてしまう。



エ「ふたりは知り合い、ですか?」

彩「知り合いというか、

 僕が前によく遅刻してたから

 目をつけられているだけだよ」


須「そうですね。

 よく注意はしてましたね。

 それにしても…

 彼女まで遅刻させないでください。

 先輩は何かと影響力があるから……」
split second


彩「あれ?

 もしかして生徒会長さん、

 うらやましいのかな?」

須「は?」


彩「でも、譲るわけにはいかないよ。

 …このお姫様はやっと見つけた

 ボクの最初で最後の

 女性だからね」
split second


エ「……っ」



最初で最後……?

それって……。



須「いりませんよ。

 俺は俺で見つけますから。

 それでは」

彩「ふう、やっと行ったね。

 彼は本当にクールな…

 って、何やってるの?」


エ「い、いや!

 なんでもないですっ」



両頬を手で隠し、

彼の視線から逃げる。



彩「照れるセリフを言ったのは

 僕なのに、 なんで君が

 真っ赤になるかなぁ……」



そう言って私の頭を

軽く叩くと、



彩「遅れないようにね」



……と階段を上って

行ってしまった。




エ「私も早く行こうっ」






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【By彩人

恥ずかしいセリフを言ったのに、

自分以上の恥ずかしがってる人がいると、

なんだか急に冷静になるね。

君のその顔をしっかり見て、

心のアルバムに

しまい込みたくなるからかな。】





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須賀くんに『いりませんよ』と言われて、

思わずガーン…汗

まぁ先輩サイドの話なので

当たり前か…。

でも19話シークレットでは

うらやましいと言ってたくせに!!w