キミカレ彩人先輩のネタバレです。



どうなるか知りたい!

方だけお進みください。




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第18話 シークレット 邪魔なもの






『お前、今日普通じゃないから帰れ』




そう兄に言われて帰宅中。

バイトもままならないほど、

あの子のことで頭が

いっぱいなんて……。



彩「ちょっと重症かな」



空を見て長く息をはく。




彩「…………」



教室であの子と彼が

見つめ合って、

彼があの子の髪に

触れていた。


それが僕の見た部分。

彼女の言っていた『勉強』なんて

教科書があっただけ。



教えていた形跡も

勉強した形跡もなかった。

ノートは真っ白。



彩「彼女のことだから嘘は

言ってないんだろうけど」

split second


それでも目に焼きついてしまった

2人の姿がさっきからチラつく。


元気キャラでフランクな

彼だからこそ

警戒されることなく

彼女に触れられた。



彩「ちょっとだけ、

 うらやましいかな」



どうしても自分がやるとなると、

なにかしら

警戒されてしまう。


緊張して身構えている

だけだと思うけれど。



彩「もっと一緒にいて

 僕という存在を知って

 もらえれば、そんなことが

 なくなるのかな」



そう考えると同じクラスで

同じ年齢の生徒会長さんが

うらやましくなる。



彩「…………おかしいな。

 あんな男をうらやましいと

 思うなんて」
split second


ポンっと彼の顔が出てきて、

少しだけ笑ってしまう。



彩「あーあ………」



考えていたことが

全てどこかに消えてしまう。

そして、なんとも言いようがない

イライラだけが残る。



彩「……本当、どこにいても

 邪魔をするんだね」




そしてまたチラつく光景。

モヤモヤとした気持ちのまま

ポケットに手を入れて

携帯を取り出す。



彩「メールか……」



彼女からのメールだろうと

開いてみる。



『先輩、もしかして怒ってますか?

もしそうだったら、

ごめんなさい!!』



彩「なんで怒ってるって

 わかっちゃうんだろうね、

 彼女は」



でも……。

僕が何を気にしてるかは、

わかってないんんだね、あの子。


それなら………。



彩「わかってもらうしか

 ないよね……」
split second




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【By彩人

そうだね、正直に告白するよ。

この時の僕は嫉妬してた。

僕に見せない君の笑顔を

引き出す彼らと、

笑ってしまう君と……。

あと、君の笑顔を

引き出せないでいる僕自身にも

いら立ちを少し。】