キミカレ彩人先輩のネタバレです。

どうなるか知りたい!

方だけお進みください。





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第19話 気づいて







『今すぐ、公園に来て』



先輩にしては短くて、

急なお誘いメール。


様子がおかしかったから、

もしかして私が何かしたんじゃないかと

謝りメールをした。


そのメールを入れて、

すぐ返ってきたメールがこれだった。


きっと話をしてくれるんだろうと、

私はすぐに公園へ向かった。



…………。




エ「先輩?」



ベンチに座って空を見ている。

その姿がいつもの先輩と

少し違って見えて、

近づけない。



彩「………」



どうしようか迷っていると、

先輩が私に近づく。


そして少し見つめ合った後、

先輩は髪をかきあげて、

勢いよく立ち上がる。



エ「あ……あのっ」



近づいてくる彩人先輩の

表情は真剣で、

私を真っ直ぐ見つめている。



エ「………っ」



視線をそらすことも

動くことも出来なくて、

じっと私も先輩を

見つめ立っていた。



そして--




彩「遅いよ」




そう言って腕をつかまれ

引き寄せられたと思ったら。




エ「………っ!?」




唇がぶつかったと思ったら、

舌が強引に入ってくる。
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エ「っん!!」



びっくりして唇に力を

入れて抵抗するけれど。

あごを指でつかまれ、

強引に口を開かせられる。


手で先輩の胸を

押そうとしようにも、

すごい力で抱きしめられていて

ビクともしない。


どうしたらいいのかわからず

先輩にされるがまま。


たまに唇が離れるけれど、

息をつく時間もあたえてくれないまま、

またふさがれる。



エ「・・・んぅ」




そして乱暴に口内を舌でおかされ、

息も絶え絶えになってきた時。

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彩「……」



ゆっくりと先輩が

唇を離す。



エ「っ……はぁっ」



目を開けて息を大きく吸い、

思いっきり先輩の胸を押す。



エ「なんで、こんなっ」




唇に手を当てて、

先輩をにらみ見つめる。


だけど先輩は悪びれた様子もなく、

私を真っ直ぐ見つめていた。



エ「………っ」




そんな彼の瞳に私の方が

視線をそらしてしまう。


そらした瞬間、

また腕をつかまれてしまう。



エ「痛っ」

彩「自分が何かしたって思ったから

 謝ったんじゃないの?」


エ「え……?」


彩「それなのになんで

 僕をそんな目で見つめてるの?

 別に僕は怒っていないよ。

 ただ……君の行動に

 呆れているだけ」

エ「呆れて?」


彩「……なんで

 気づかないのかな?」



先輩はうつむいて、

小さな声で呟く。



彩「僕だって嫉妬くらいするんだよ、

 お姫さま」
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顔を上げて、切なそうに微笑む

先輩を見て私は一瞬、

息をするのを忘れてしまった。


そしてそっと腕を離し、

先輩は静かに去って行く。


最後に小さな声で

「僕の気持ちわかった?」

と呟いてから。


その言葉を聞いて、

急に力が抜けた私は

その場に座り込んでしまった。





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【By彩人

おかしいな、僕は最初から

言っていたはずだよね?

僕を無視しちゃいけない、とかさ。

こうまでしてくれないと

気付いてくれないんだもんね。】




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のちにひみつガチャで

このシーンのクリア画像が

当たりました。



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