キミカレ彩人先輩のネタバレです。
最後らへんどうなるか知りたい!方だけ
お進みください。
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第26話 決意
エ「先ぱ…じゃなかった、
彩人さん」
彩「なにかな?」
エ「あの、今度の日曜日
なんですけど……」
彩「ああ、うん。
どこに行こうか?」
エ「えっとー……」
彩「僕の部屋とか、どう?
エ「え!?」
行っていいの!?
彩「来るの、イヤ?」
エ「そ、そんなことないです!
でもあの、迷惑じゃないですか?」
彩「そんなことないよ。
君に来て欲しいな」
エ「…は、はい!行きますっ」
彩「ふふ。いい返事」
そう彩人さんがこれほどにない
感じで優しく微笑んだと
同時に……。
彩人兄「どういうことだい?
彩人」
彩「……兄さん」
兄「ホストなら一人の女性に
しばられるなとこの間言って
聞かせた気がするけど
お前は覚えていないと?」
……え?
どういう、こと?
彩「…君は心配しなくていいんだよ、
この人たちのたわごとだから」
エ「たわごと?」
兄「彩人!」
彩「なんですか?
女性の前で声を荒げて。
ホスト失格ですよ」
兄「別れろ、もしくは他の女も
平等に愛せって
言ったはずだけど、僕は」
エ「……っ」
それって……。
ホスト、だから?
彩「それはあなた達、
兄さんと父さんの考えでしょう?
それに僕はホストじゃありませんし、
なるつもりもないんですよ」
兄「お前……」
エ「あの…私……」
彩「なに涙目になってるの?
あ、もしかして別れなきゃ
いけないとか思ってる?」
エ「え、あ、えっと」
そこまでは思っていない。
でも・・・・このままここにいるのは、
辛い。
彩「そんなことを思ってるなら、
僕が本気で怒るよ。
そんな君のお願いなら悪いけど、
絶対に叶えたくない」
エ「そうじゃないです!
ただ、私がここにいても
いいのかって思って」
彩「いいんだよ。
君は何も悪いことしてないでしょ?」
兄「はっ…まるでおままごとのような
恋愛だな」
エ「……っ」
彩「気にしないで。
悪いのは全部、そこにいる
顔だけホストだから」
エ「!!」
顔だけって言った!?
兄「言うね、お前も」
彩「だってそうでしょ?
弟目当てで来る客を自分の
お客にするなんて」
兄「…だからお前はホストになれって
いってるんだよ。
向いてるんだから」
彩「イヤです」
兄「彩人!」
彩「絶対に嫌です」
兄「じゃあ、悪いけどお前が
拒む理由を消させてもらうよ」
そう言って、お兄さんの手が
私へと伸びる
彩「……!」
それを間に入って止める、
彩人さん。
彩「最低ですか、あなたは」
兄「なんとでも?」
彩「……別にホストなんて
興味もなかったし、
なるつもりもなかったけれど
今日、今ので考えが変わったよ、兄さん。
僕はあなたを超えるホストに
なってみせるよ。
ちゃんと彼女だけを愛しながら、ね。
本気で恋するホストってのも
いいんじゃないかな?」
兄「………」
彩「それに、あなたは『ままごと』だと
いったけれど
僕にとってはとても
大切な恋なんです」
エ「ち、ちょっ……、彩人さ……っ」
グイっと腕を引かれて抱きしめられたと
思ったら、
唇が重なっていた。
彩「……この通り、
エ「…さ、彩人さん!」
彩「だから、邪魔しないでもらえますか?」
彼は私を無視してお兄さんと
話を続ける。
…なんで今キスしたのか
さっぱりわからないし!
兄「…はぁ、勝手にしろ。
だけど、お前…父さんが黙ってないぞ」
彩「それは何とかしますよ」
兄「まあ、頑張って」
お兄さんは軽くそう言って
去って行った。
エ「…大丈夫、ですか?」
彩「何が?」
エ「あの、お兄さんとお父さんと…」
彩「ああ、そろそろ真っ向勝負かな…って
思ってたから、大丈夫。
絶対に、君は守ってみせるよ。
悪いけど君だけは
他の何を捨てたとしても、君だけは離さない。
だから、君も少しでも僕から離れようと思ったり
心の中でもダメだよ。
わかった?」
エ「は、はいっ」
彩「それなら良かった。
さてあちらはどう出るのか
楽しみだね」
本当にに大丈夫かな?
なんか嫌な予感がする
……心配だな
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【By彩人
今日の出来事で、決心がついたよ。
この決心が良い事なのか、悪い事なのか
今はまだわからないけれど…。
僕は僕の信じた道を精一杯進もうと思う。
『ままごと』なりにね】



