キミカレ須賀くんのネタバレです。

最後どうなるか知りたい!方だけお進みください。

(本編の最後から2話目です)





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第30話 何くれる?




休日デート中、公園で彼が急に---


須「あ、そういえばそろそろ誕生日だ」

・・・と、口にした。


エ「・・・・・・・・え!?」


初耳っ!そういえば、

誕生日知らなかった!


須「・・・・・・知らなかったな?」

エ「うっ。えっと、はい」



こういう時はごまかしても絶対バレるから、

素直に謝っておく。



須「まぁ当然だろうな。言ってないし」


それでも知っていたかった。

彼女としては。


須「別に責めてないしから。

 誕生日くらい忘れてても怒ったりしないし」

エ「いや!それは怒ったほうがいいよっ」

須「・・・・・それは俺にも忘れるなって

 言ってるのか?遠回しに」


エ「いや!そうじゃない、けど・・・・

 でも」

須「ごめん、わかってる」


笑顔で私の頭を乱暴になでると、

ベンチに座る。


エ「ねぇ、なにが欲しい!?」


それに次いで私も隣に腰かける。


須「そうだな。お金はなるべくかけないで・・・・

 ああでも、つまらない菓子とか

 日常使えそうにない物はやめてくれ」



つまらない菓子ってなに?



エ「そう言われると悩む・・・・・。

 具体的に商品名を教えてくれると

 嬉しいんだけど」


須「そうか。

 じゃあ・・・えり」

エ「・・・・・はい?」


須「お前が欲しい」

エ「・・・・・・・!!」


い・いま・・・・・。

寛貴くんぽくない言葉が

聞こえたんだけど。

気のせい、だよね?


須「聞き・・・・・・

 ま・間違えなんかじゃない

 お前とふたりっきりの時間が

 欲しいっていったんだ」


エ「それってどういうこと?

須「そ、そのっ・・・・・・・だから、

 あー・・・・・」


エ「だから?」

須「・・・・・・・っいや!

 なんでもない!」

エ「え!?」


急に立ち上がり、

私に背中を向けると。


須「今どうこうするつもりはない。

 だけど・・・えりとはずっと一緒に

 いたいと思ってる

 だから考えといてくれないか。

 その・・・・・色々と」


エ「えっと・・・それって・・・・・・」

須「でもあんまり待たされると

 しびれを切らすかもしれないけどな」

エ「・・・・・・へ!?」


須「あ、ちょっ、ちょっと飲み物を買ってくるよ」

エ「あっ・・・・あー・・・・・・」


恥ずかしかったのか、

猛ダッシュで走って行く彼。

それにしても・・・・・・。


エ「ストレートに言われるよりも

 恥ずかしいよっ!」





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須賀くんの一言

【By 寛貴 我ながら、思い返すとなんて

恥ずかしい事を言ってしまったんだ。

けれど、素直な気持ちを伝えようと思ったら、

結局少し遠まわりしてあんな感じにだな・・・。】



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