この3週間は、”Speed Density”のチューンを週3件のペースでしています。

純正のECUを使ったSpeed Density式のチューンは
エアフローメーターを外して
(インテイクフィルターの所に付いてる、どれだけ空気が入ってきているか測定するあの黒い部分です。)

1サイクルあたりエンジンに吸入される空気量をマニホールド圧力とエンジン回転数で推定してこの空気量に基いて燃料噴射量とTiming(点火時期)を決定します。

もともとEVOは、Mass Flow (マスフロー)をつかうので、ブローオフバルブを再循環させていないと、
圧力解放分を考慮してECU書き換えをしますが、
再循環している車よりスムースに走らないことも時々ありました。

アメリカでとても人気のあるエンジン マネージメント システムのAEMなどでは、この Speed Densityを使うのが一般的です。

大きいターバインをつけていて、ブースト圧の高い設定の車の場合、Speed Densityの方が
少しパワーアップを見込めます。

純正ターボで、ほとんど手を入れてない車の場合、今までよりスムースなライドになりますが、パワーの方は
あまり変わらないみたいです。

でも、お客様はやっぱりあのブローオフバルブの”プシュー”という音が好きで、
そのためにスピードデンシティーに変えたい!という方もいます。

NYのエボシーンでは
TOP LEVEL PERFORMANCE と E-SPECが、
先駆けてSpeed Density方式のECU セッティングを始めました。

最初は、夜も寝ずにテストの車(EVO VIII 一台と、EVO IX 一台)と頑張りました。
ベースとなるマップが無い為、1からECUの書き直しで、何回もマップをフラッシュしては
書き換え、、、でも、もともとチャレンジが好きなERKLEなので
試行交錯を楽しんでいたようです。

今はまだ始まって数ヶ月なので、まだ試行的な部分もありますが、今のところお客様全員が太鼓判!

ターボや、カム、インタークーラーパイプ、エクゾスト等、組み合わせが違うと
マップも全く違ってくるので、通常のチューンより時間はかかりますが、

Valet Mode バレーモード(車を駐車してもらう時など、設定されたエンジン回転数を超えられないようにECUを書き換えしてあります。他の人が運転しても安心)

Map Switch (普通のガソリンのマップと、レースの際の100オクタンのガソリンのマップを、車内で簡単に変えられる)等

お客様が喜ぶフィーチャーも書き入れているので、大好評です!

こちらのビデオも、近いうちに作りたいと思っています。