モノクロで撮るということ(1) | GRでじもの日記

モノクロで撮るということ(1)

モノクロで写真を撮るようになって、10年近くがたった。

最初は、ほんの遊びのつもりでピンホールカメラを作ってみたのだが、

いつのまにかどっぷり。
もうやめられないところへ来てしまった。

しかし、なぜこんなにも自分はモノクロにこだわるんだろう。

モノクロで撮るようになるまでは、

カラースライドだけで写真を撮っていたのだけど、

私の中では、

モノクロ前とモノクロ後で自分の目が大きく変わったと思っている。

大げさに言うと、

モノクロで撮るようになって初めて、

世界を美しいと感じることができるようになった。

まあ、こんな世界だから、

それがいいことなのか悪いことなのか、わからないけど。

(つづく)

GR DIGITALのボケ、けっこういいかも。