ある役所の発注担当者が、3つの建設会社に工事にかかる費用の見積もりを求めました。

A社「1000万円です。品質より価格を安くつくります」
B社「2000万円です。価格より品質を重視して、いいものを作ります」
C社「3000万円です」

 発注担当者がC社に尋ねました。「なぜ、3000万円もするんだ?」
 C社「私に1000万円。あなたに1000万円。そしてA社に作らせます」

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 談合や裏金。リベート。税金の無駄遣い。といったニュースが後を絶ちません。本当に国の財政状況は厳しいのか?と思ってしまいます。


 福岡市がオリンピックを誘致しています。

 『ダイアモンド』という経済雑誌の先週号に市町村破綻ランキングで、一位が神戸市。二位が夕張市。(噂の大阪市は8位くらいだったかな?)そして17位に福岡市が入っていました。JOCオリンピック委員会からも用地取得に問題点があると指摘されているのに。

 本当に福岡市の財政は厳しいのか?実際、博多湾の埋め立て事業や市営地下鉄は赤字だそうです。そのため福岡市は3年間で200億円の経費削減を計画しています。

 その200億円の削減は、助成金を削減廃止、市政の民営化。手数料・使用料の値上げを行い、老人医療費や国民保険の市負担額を削減。学童保育を有料にするというもの。市民生活に直接影響があるものばかりです。

 市民に負担を求める一方で、オリンピック誘致のテレビCMはじゃんじゃん流してる。オリンピック誘致のパンフレットは作る。

 なんか矛盾を感じます。