枝毛の原因NG行動 | (株)イーサロングループのブログ

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枝毛の原因となる日々のNG行動

具体的に枝毛の原因となる乾燥を引き起こすNG行動にどんなものがあるか見ていきましょう。

髪の毛は3つの層になっています。内側からメジュラ(毛髄質)、コルテックス(毛皮質)、キューティクル(毛表皮)という構造です。
髪断面図

キューティクルは髪の一番外側にあり、魚のウロコのように重なっていて、髪の内部を守っていますが、キューティクルに隙間ができてしまうと、髪の内部の水分や栄養分が失われやすくなり、乾燥により髪が傷みやすくなると言われています。

枝毛の原因は日常生活のなかにたくさん潜んでいるので、これから紹介する中で当てはまることがないかチェックしてみてください。

1-1.シャンプーをあまり泡立てずに洗髪する

泡立て

髪を洗うときしっかりとシャンプーを泡立てないと、髪の毛同士が擦れることがあります。洗髪中は髪が濡れており、余計にキューティクルがめくれやすくなると言われています。

キューティクルがめくれてしまうと、髪内部の栄養や水分が抜けてしまい、乾燥を引き起こし枝毛になりやすくなります。

1-2.濡れた髪をタオルでゴシゴシと拭く

濡れた髪のキューティクルは、めくれたり剥がれやすくなっているため、髪の毛をゴシゴシ拭いたり、毛先をまとめて強く絞ったりすると、髪の毛同士の摩擦で簡単にキューティクルが剥がれやすくなることがあります。

水に濡れたキューティクルはダメージを受けやすいと覚えておきましょう。

1-3.ドライヤーを長時間髪にあてる

キューティクルは熱に弱いため、ドライヤーで長時間熱を受けると、キューティクルがめくれて水分が失われ、髪内部が乾燥しやすくなります。そのため、髪内部がダメージを受けやすく、枝毛を引き起こすことがあります。

ドライヤーだけでなく、アイロンやコテを使ったときも同じ症状があらわれやすくなります。

1-4.洗髪後、髪の毛を自然乾燥させている

髪を乾かさずに自然乾燥させてしまうと、濡れている時間が長くなり、キューティクルがダメージを受けやすくなります。

さらに、髪が濡れたまま寝てしまうと、枕と髪の毛が擦れてしまうことで、枝毛の原因になるとも言われています。

また、地肌が湿ったままだと、雑菌も繁殖しやすくなるので、枝毛を防ぐ意味合いだけでなく、髪の毛はドライヤーで乾かすことをおすすめします。

1-5.パーマやカラーなどを頻繁におこなっている

ヘアカラースプレー

生まれ持った髪質でキューティクルが分厚い人は枝毛になりにくいと言われています。
また、普通の髪質であれば、しっかり期間を空けてパーマやカラーを変える分には枝毛にはなりにくいです。

しかし、頻繁にパーマやカラーを繰り返すと、髪が痛み、枝毛や切れ毛を引き起こすことがあります。

1-6.食生活の偏りや、睡眠不足など不健康な生活を送っている

もしヘアケアに問題点がみつからないのであれば、生活習慣の乱れや心身の疲れが枝毛の原因につながっているかもしれません。

栄養バランスの悪い食生活だと栄養不足になり、髪を作る材料であるタンパク質や、髪の育成をサポートするビタミンやミネラルが不足し、枝毛や抜け毛につながりやすくなります。

また、夜更かしや深夜の飲食など、不規則な生活やストレスは自律神経のバランスが崩れやすくなり、髪に栄養をおくる頭皮の血行を悪くすると言われています。

2.枝毛を予防するための4つの対策法

では、枝毛の原因を引き起こすNG行動をみたところで、その対策法をみていきましょう。
普段のヘアケアを少し変えるだけでいいので、すぐに取り入れられますよ。

2-1.シャンプーは十分に髪を濡らしてからしっかり泡立てる

洗髪の際は、最初にしっかり髪を濡らしてから余分な水分を切った後で、しっかり手の平で泡立てたシャンプーを髪につけましょう。

スタイリング剤などの汚れを先にある程度落としておくことで、シャンプーの泡立ちもよくなりますし、髪同士の摩擦も少なくすることができます。

シャンプーを泡立てる際は、手の平にとってお湯を少し足して泡立てます。うまく泡立たないという方は洗顔用のネットを使うと簡単に泡立つのでおすすめです。

ただ、泡をたくさん作るためにシャンプーをたくさん使うことは、頭皮に負担をかけることになるためおすすめできません。

シャンプーはロングヘアでない限り、ワンプッシュが適量です。ロングヘアの場合でも500円玉程度の量で十分です。

なお、入浴前に軽く髪をとかしておきましょう。シャンプーをする前、髪が絡まっていると髪の毛同士が擦れて枝毛の原因になってしまいます。

2-2.濡れた髪を拭くときは軽く押すようにして水分をとる

タオルドライ

入浴後のヘアケアは枝毛の予防にとってかなり重要です。

濡れた髪を早く乾かそうとタオルでゴシゴシと拭くとキューティクルが剥がれてしまいますので、優しくタオルドライしましょう。

お風呂から出たら、まずは手で軽く髪の水気を払います。頭を軽く振ったり、軽く指を通す感じです。

タオルドライは頭皮から先に行っていきます。タオルを頭皮にあてて、軽く手揉みするように優しく押すようにします。

そして、ロングヘアの方であれば、そのあとに髪をタオルで両側からはさみ、軽く押すようにして水分を吸収させます。

髪を拭く、ではなく、水分をタオルに吸収させる、という意識で行ってください。

2-3.ドライヤーを正しく使う

熱に弱いキューティクルを守り枝毛の原因を作らないためには、ドライヤーの使い方も大事です。

ドライヤーの風は20センチ以上頭から離してあて、毛先は避け頭皮や髪の根本から乾かしていきましょう。すぐ乾かしたいからと同じところをずっとドライヤーがけするとキューティクルが痛みやすくなります。

ドライヤーを左右に小刻みに揺らすようにして熱を分散させながら乾かしましょう。

なお、アイロンやコテも高温になりますので、できるだけ短時間で済ませるようにしてくださいね。

2-4.ダメージを受けにくい健康的な髪になるよう心身を健やかに!

栄養バランスの良い食事を心がけ、髪の毛のメイン成分であるタンパク質が摂れる肉や魚、卵やミネラル分などを意識的に摂ることをおすすめします。

また、規則正しい生活を心がけ、ストレスもあまり溜め込まないようにすることが大切です。

スポーツでも友達とのおしゃべりでも良いので、自分なりのストレス発散法を見つけるようにしましょう。

3.できてしまった枝毛は元に戻らない!カットして悪化を防ごう

枝毛の原因がわかれば、枝毛を予防することができます。しかし、既に枝毛になってしまった髪の毛は残念ながら元に戻ることはありません。

ただし、放置すると、どんどんその髪の毛は裂けてしまいますので、見つけたらすぐにカットすることをおすすめします。

自宅で枝毛を処理する方法と、プロにお願いした方がいい場合をそれぞれ紹介します。

3-1.自宅で処理するなら枝分かれしたところから5センチ上を真横にカット!

枝毛は、枝分かれしたところから5センチ上を真横にカットしましょう。枝毛は、枝分かれしたところ以外のエリアも傷んでいるので、枝分かれした部分だけを切ってもまたすぐ枝毛になってしまう可能性が高いのです。

カットはできれば切れ味の良い家庭用のカットハサミを使ってください。

髪の毛を真横にカットする理由は、できるだけ髪の毛の断面を小さくするためなのですハサミの切れ味が悪いと髪の毛の断面がデコボコになり、余計に傷みやすくなります。

家にある普通のハサミで済ませたい場合は、切れ味の良いハサミかどうか確認してから使ってください。

なお、外出先で枝毛を見つけてその場で抜く、というのはおすすめできません。

無理に髪の毛を抜くと毛根が痛み、新しい髪の毛が細くなったり、生えてくるまでに時間がかかってしまうと言われています。

3-2.枝毛が目立つようなら美容院で一度相談しよう

枝毛が多く目立つ場合は、一度美容師に相談して、全体的に髪を短くカットしてもらうのも良い方法です。

枝毛が多いということは、弱っている髪、傷んでいる髪が多い、ということです。
これからのヘアケアを効果的にしていくためにも、5センチ以上カットしてしまった方が楽かもしれません。

どうしてもカットはいや!という場合も、プロからアドバイスをもらえたり、パーマやカラーの薬剤を変えるなど、いろいろと提案をしてくれるはずです。

枝毛が目立つようならセルフケアと合わせてプロに相談してみましょう