リタッチとは?髪がプリンになってきたら生え際をカラーリングし直しましょう
髪の毛をカラーリングしたり、白髪染めをしても、1~2か月すれば髪の生え際の部分と他の部分の色の差が目立ってきますよね。そんな時に便利なのが、リタッチというカラーリング方法です。
リタッチとは、新しく伸びて染まっていない髪の生え際の部分だけに、カラーやブリーチを施して、今の髪の毛と同じ色や明るさに揃えていくことです。
リタッチのメリットは?
髪の生え際と他の部分の色の差が目立つようになってきたときに、リタッチを考えてみてください。
リタッチは、全体の染め直しと比べて、金額も所要時間も抑えることができます。
色ムラなどの問題も、美容院ならば心配ありません。1度染めて傷んでいる髪の毛に、カラーリングを再度施さなくて良いということは、リタッチの大きなメリットといえるでしょう。
リタッチ施術の際の手順
リタッチは、他の部分との色の差が目立つようになってしまった、髪の生え際部分にのみカラー剤を塗布し、一定時間放置します。
生え際部分は体温からの熱で染まりやすいので、色ムラができないように確認しながら、適切な時間を見計らって、染料を洗い流さなくてはいけません。
リタッチは全体を染めるよりも手軽ですが、髪の状態や髪の長さによって難易度はマチマチです。一度、美容室で相談してみるのがよいでしょう。
ただし、リタッチだけをし続けていると、毛先の褪色が進みます。褪色の度合によっては、色ムラの原因にもなります。髪質やダメージを確認しながら、3~4回に1度のペースで、全体を染め直すのが良いでしょう。
リタッチを受けるときに気をつけたいこと
リタッチの施術にかかる時間は、大体1時間~1時間30分程度、一般的な価格は、3,000円~5,000円程度です。
リタッチは、美容室によっては、前回のカラーリングから2か月以内といった期間の条件や、生え際2センチ以内といった長さの条件を提示してあるところもあります。店舗によってはメニューとしてリタッチを扱っていないところもあるようです。リタッチを施術する場合は、事前に確認を取っておくとよいでしょう。