リンスとトリートメントは何が違うの?
リンスとトリートメントってどこが違うの?
誰でも一度は疑問に思ったことがあるのでは!
まずは、リンスとトリートメントの意味から説明していきます。
リンスとは「すすぐ」という意味でもあり、お湯や水を使って髪の毛に残っているシャンプーの成分や汚れなどをすすいで洗い流すことを、専門用語でリンシングといいます。
トリートメントとは「処理、または、手当て」の意味を含んでいます。
リンスとトリートメントの主な成分は、陽イオン(カチオン・界面活性剤)、油脂類、乳化剤、PPT、NMF、温度によって粘り気の変化を安定させるもの(ハイドロトロープ剤)などからできています。
では、リンスとトリートメントはどこが違うのかと言うと、リンスよりもトリートメントのほうが髪にとっての有効成分が多く含まれており、乳化粒子が細かく、髪の毛の内部に浸透しやすくなっていることや、髪の毛の状態を整える成分も濃く加えられている点がリンスとトリートメントの違いです。
またリンスは髪に付けた後比較的すぐにすすぐため、髪の毛の表面に付着して状態を整えるのに対し、トリートメントは髪に付けてから少し時間をおいたり、遠赤外線などで温めたりするため、有効成分が髪の内部まで浸透しやすく、トリートメントの効果が長続きするメリットがあります。
育毛のためには、リンスもトリートメントも毛先の部分に重点的に付着させ、なるべく頭皮にはつけないようにすることが重要です。
またソフトニング効果やサラサラ効果の高いリンスやトリートメントは、髪の毛の量が減ったように感じる時があるので、薄毛が気になる人はソフトニング・サラサラ効果の高いリンスやトリートメントは避けるようにしましょう。