枝毛、切れ毛の原因

枝毛＆切れ毛とは

枝毛とは、髪の毛先が枝状に二重、三重、もしくはそれ以上に細く裂けたりしている状態をさします。
切れ毛とは、言葉の通りになりますが、髪が途中から切れてしまう状態をさします。


枝毛＆切れ毛の種類

切れ毛の種類は特にありませんが、枝毛にはたくさんの種類があります。
下記の図は、代表的な枝毛の種類ですので参考にしてみて下さいね。

外的要因：枝毛、切れ毛の原因について

枝毛や切れ毛は、毛表皮（キューティクル）が剥がれたことによって生じることはお分かりですね。
毛表皮（キューティクル）が傷つけられた原因には、主に2つ外的要因と内的要因に分けることが出来ます。
ここでは、外的要因から考えられる枝毛＆切れ毛になる原因について解説していきます。

1.薬品によるダメージ

髪は、ファッションに欠かすことの出来ないおしゃれになっています。
しかし、カラーリング、パーマ、直毛矯正では欠かせない薬品を頻繁に使用するために髪はひどく痛んで、毛表皮（キューティクル）を傷つけてしまうのです。
最近では、髪に優しい薬品も販売していますが、髪に何もしない状態に比べるとやはり髪を傷つけて痛めてしまうのは事実です。

2.髪に与える摩擦

髪に潤いがなくなって、髪が乾燥した結果、髪同士で摩擦が起きやすくなり、髪の繊維が裂けてしまうことが原因といわれているのです。
実は、髪の成分はアミノ酸とタンパク質で出来ていますが、タンパク質の特徴は、繊維が縦長になっているためにちょっとした摩擦で髪はとても裂けやすくなるのです。


3.ドライヤーによる過度な熱風

濡れた髪は、毛表皮（キューティクル）が開いている状態にあるために、髪に熱を加えるとキューティクルと痛めやすくなり、過度なドライヤーによって、髪はとてもダメージを受けて傷つけてしまうのです。
また、間違えたドライヤー方法（髪とドライヤーの距離が短いなど）によって、毛表皮（キューティクル）に強いダメージを与えてしまうのです。