止まない雨はないと知りながら
「どうか止んでくれ」と
願わずにはいられない。
降り続く雨に祈りを込める。
*
雨の続く九州に住んでおりますが
幸い、私も家族もお家も
大丈夫です。
*
雨はありがたいし、好きだけど
災害が起きるほど降ってほしいわけではない。
被害が出るほど降ってほしいわけではない。
降り続く雨に恐怖を抱きたいわけではない。
人は自然を平気で汚すし
侵してしまうけど
災害が起きて人に被害が出た
と見たり聞いたりすると
胸が痛む。
「これ以上の被害は出ないでほしい」
と祈るばかり。
勝手な人間
の私だ。
自然の前に無力だと痛感する。
自然と共に生きているということ
自然の中で生かされているということ
絶対に忘れてはいけないのに
日常では忘れてしまう大切なこと。
改めて痛感している
ここ数日。
*
止まない雨はないし
雲は動いているし
大丈夫だと思ってはいるが
確かに経験したことのない
雨の量だし
球磨川といい
九州北部といい
チラッとニュースをみると
行ったことのある場所
知っている場所が
水に浸かり
姿を変えているのを見ると
たまらない気持ちになる。
*
どうかどうか雨が止みますように
どうかどうかこれ以上の被害が出ませんように
祈るしかできないけれど。
雨粒の窓。