面会交流体験談〜2 | 背中を押さない離婚専門行政書士・エノモトのブログ

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背中を押さない離婚専門行政書士の榎本純子です。
職業として離婚を扱っていて、思うことイロイロ書いています。

本編2回目です。

離婚したばかりで、子どもが保育園に通っている頃、隔週で元夫と子どもが会っていると知った人に、口を揃えて「仲良いね~円満離婚だね~」と言われました。

そんなわけないよね。
仲良く離婚する夫婦なんて、そうそういない。
しかもうちは調停までやったわけで、しっかり揉めたほうだと思います。

「仲良いね」というようなことを言った人はきっと、「顔も見たくない」ってなるのが普通じゃないの?
と思っていたのかもしれません。
向こうはともかく、私はしっかり、「顔も見たくない」ってなりました。

当時は行政書士なんて仕事もしてなかったし、離婚後に別居親と子どもの時間を作ることの重要性も、本当にわかっていたわけではありません。

でもなぜ面会について前向きだったのか。
これは、聞かれるとホント困るんですよね。
私にとっては、「当たり前」で「当然」なことだったんですね。

別に私エラい!とか、立派!とか言うわけでもありません。
敢えて言うと、そのあたりの感覚がちょっと人と違っていたのかも。
私も夫も、ある意味ドライなところがあり、「それはそれ」「これはこれ」という感覚でもあったんだと思います。

だったら、離婚して面会でトラブルが起きなかったか。
これが、そうでもなかったのです。

続きます。