受験理由その2
初日のブログでもWSET受験を決めたわけを記しましたが、それ以外にもこの勉強をしたいと思うようになったきっかけとなる出来事がここ数年のうちにいくつかありました。
なので、そういった「問題意識」を抱えて受験に臨めたことはすごく良かったなぁと思ったりしています(受験をひきのばした言い訳)。
問題意識を持った出来事のひとつめは、私が主催しているワイン会になんとワインスクールの校長が参加してくださったことがありました。
その際に、ふと校長が投げかけた質問「マロラクティック発酵してるワインはあるの?」に答えられなかったことです…。
もうひとつは、今年二月に奈良の文化財研究所でお話しする機会をいただきました。その際に日本酒の酒蔵の方とディスカッションするという貴重な場に恵まれました。その頃の私は輸入販売も軌道に乗り、割と調子に乗ってたと思います。現地から持ち帰った美味しいチャチャを自信満々に試飲していただいたところ「これはどうやって造ってるんですか?」とのご質問が。この質問にもまたきちんと答えられなかったんですね…。
そんなこんなで、ワインの造り方についてもっと疑問に思ったり深掘りして考えたりできるようにならなければと漠然と考えるようになりました。
そうしてたどり着いたのが、WSETの勉強をすればこういう疑問にも答えられるようになるのではないか?ということであり、まさにそれは正しかったと言えると思います。
そういうわけで、今は勉強するのがすごく楽しいです。