InDesignスクリプトの最初の最初
◆InDesignのスクリプティングを始める
作り方
まず、このブログにおけるJavaScriptというのはAdobe製品、特にInDesignやFlashでの製作作業におけるスクリプティングであって、どう転んでもAjaxとかの話にはならないことをご了承ください。
そもそもInDesignのスクリプティングのこと調べてここに来た方にとっては、今更過ぎる話なのですっとばしてください。
WebのJavaScriptだと思って間違って来ちゃった人やなんとなく来ちゃった人で、Adobeのソフトを使った作業をしていて『この単純作業自動化できなのかな…』とか思った経験のある方にとっては有用なものになるかもしれません。
閑話休題、まず、自動化プログラムなんていうと作るのに専用のソフトなんかが必要なんて思っちゃうかもしれませんが、JavaScriptはシンプルテキストやノートパッドなんかで書けます。
保存したテキストの拡張子を『.js』『.jsx』にしてしまえばもう立派なJavaScriptです。
…が、やっぱりテキストで打ち続けるのはしんどいのでついてるものは使いましょう。
最近のAdobe製品(CS2以降)のパッケージには『ExtendScript Toolkit』なるものがついています。
このソフトを使えば誰でも簡単にAdobeソフトのスクリプティングができるようになって……ません。
玄人指向なのか知りませんが不親切です。データブラウザってオブジェクト一覧表みたいなのはありますが親切じゃありません。
自動入力、スクリプトアシストありません。Flashを見習えってカンジです。
でもシンプルテキストで書くよりはずっといいです。色分けがあるだけでもかなり助かります。
データブラウザも別に全く使えないってワケじゃないです、正直使ってませんが。
さて、その『ExtendScript Toolkit』の所在ですが、『アプリケーション>ユーティリティ>Adobeユーティリティ』の中にあります。
教えられなきゃ気づきませんね。
邪道ですが、FlashがあるならフラッシュJavaScriptの製作で、DremWeaverがあるならそのJavaScriptファイルの製作で作るのもありです、自動入力はありませんが自動インデントのあるなしはかなり大きいです。
使い方
さて、作ったスクリプトを実際に使うにはExtendScript ToolkitでInDesignを選択して実行という形でもいいですが毎度それでは面倒ですから、InDesignのスクリプトウインドにいれてしまいます。
InDesignの『ウインド>自動化>スクリプト』で表示されます。CS2だと初期では何もはいってませんがCS3になるといくつかサンプルが入ってます。
このウインドに作ったスクリプトを入れるには、『アプリケーション>InDesign>presets>script』の中に作ったスクリプトのファイルを入れます。
サンプル:旧ツメ→OTFツメ.js
では、サンプルソースです。
この『旧ツメ→OTFツメ.js』のコードは、選択されたすべてのテキストフレーム内のテキストのトラッキングを0にしてプロポーショナルメトリックスを有効にし、カーニングを和文等幅にします。
Quarkなんかからファイルを持って来て、フォントを置き換えた時などにつきまとってくる作業を自動化するスクリプトというワケです。
サンプル用の簡易バージョンにつき、グループ、テーブル、アンカーボックスには対応していません、Quarkから持って来たファイルにはあまりないとは思いますが…。
sel=app.activeDocument.selection
for(i=0;i<sel.length;i++){
for(j=0;j<sel[i].paragraphs.length;j++){
with(sel[i].paragraphs[j]){
tracking=0;
otfProportionalMetrics = true;
kerningMethod = "Metrics - Roman Only";
}
}
}