満足の仕方 | 神さまといっしょ♪

神さまといっしょ♪

ある日突然神様に選ばれた男と神様が繰り広げる日常のブログです。

昔から日本に伝わる言葉に


「吾、唯足るを知る」(われ、ただ、たるをしる)


というものがあります。



「ほどほどで満足できる人は不平不満なく幸せに暮らせる」



という意味になるそうです。

今の日本の現状は


政治が悪いから

会社が悪いから

世間が悪いから


と自分自身が満ち足りないことを

あたかも人のせいのようにしてしまっている人が大半です。



でも考えてみてください

今のあなたの現状で


食べられないほど困ることがありますか

住む所がないと困ることはありますか

着る服がないと困ることがありますか


まずそれだけあれば人は生活をしていけるはずです。


情報が入りすぎ便利になりすぎることで

多くの人は更なる欲求を生み満たそうとしてしまっています


新しい自分を求めること

新しい環境を求めること

新しい自分を探すこと


これらのことも大事ですが



今の自分に満足をする


これができなければ何も前には進めません。





うちの店を始めた当初は本当にお客さんが少なく

精神的にも経営的にも苦しい毎日を送っていました。

そこで一度神さんにこうお伺いを立ててみました



「経営が安定するまでアルバイトでしのいでもいいですか?」



答えは当然NOでした。

理由のひとつは怪我をしてしまったら元も子もないということでした。

そしてもうひとつの理由は



「今、自分の手の中にあるものに満足する癖をつけなさい

 それがきっとお前にとってプラスになるから」


ということでした。

最初は意味がわからなかったのですが

あとになって理解できたことが


新しいことをすることで楽を手にしようとしてる自分がいた


ということでした


新しいことや別の環境に身をおくことで

自分自身が変われたかのように錯覚はできますが

実際の満足感を得られることは少なく

最終的に「ここではなかった」とまた移動を繰り返します


僕の場合は金銭的に一時期満たされたとしても

お仕事が入らないストレスは解消されることがなく

ずっと不安だったと思います


それは「まわりの改善」ができたとしても

「自分の改善」ができていなかったということです

自分を改善することはしんどいことではありますが

改善できてしまえばすごく気持ちが楽に生活ができます。


もし、今の現状を打破したいと思っている方がおられましたら

自分自身をしっかり見つめなおしてみてください



不平不満は今までの生活の結果出るものであって

これからの生活からは生まれません



吾唯足るを知る



先人の知恵はすばらしいものだと思います。