【PANDA編集部】◆『コミケ83』挨拶回り/中国ネットカフェ配信、店舗転換期の追い風に乗るか?
それでは、2012年度第47回メールマガジンをお届けします。
よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◇TOPIC◇
◆『コミックマーケット83』編集部員が挨拶回りします!
◆中国ネットカフェ配信、店舗転換期の追い風に乗るか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆『コミックマーケット83』編集部員が挨拶回りします!
今年も残す所、あとわずか。年末の恒例行事(?)とも言うべき、
冬の『コミックマーケット』の季節がやって参りました!
すでに、ご参加を決めておられる作家様もいらっしゃると思いますが、
開催期間中の3日間は、各編集部員が挨拶回りをさせて頂く予定です!
日頃からお世話になっている作家の皆様、
タイミングが合いましたら、会場でご挨拶させてください!!
また、よろしければ出展情報も各担当宛にお知らせください。
この時期の国際展示場は木枯らしが身に染みますが、
防寒対策を万全にして、よい年末を過ごしましょう!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆中国ネットカフェ配信、店舗転換期の追い風に乗るか?
先月末より、漫画配信プラットホームをオープンしました
弊社の中国ネットカフェ配信事業(サービス名『コイン』)。
そもそも、中国のネットカフェはその利用客の9割が、
中国版の『Twitter』や『YouTube』、そして現地で
大流行のネットゲーム等を楽しむ中国オタクの憩いの場。
今回は、この憩いの場に転換期が訪れている事を
告げるニュースのサイトをお届けします。
このサイトによりますと、コストの高止まりによる
経営難にさらされて、中国国内で昨年、14万軒あった
ネットカフェは、年10%のペースで減っているとのこと。
(店舗数の推移予想は欄外を参照)
例えば広東省広州市では黒字状態、経営をかろうじて維持している
状態、そして赤字状態の店が各3分の1。特にここ2年に新設された
ネットカフェの数は閉店数を下回り、市場が縮小しているようです。
そのネットカフェ経営不振の理由は、大きく以下の2つです。
1)優れたサービス(競争力)の低下
既存サービスのマンネリ化で利用客が飽き気味。
2)コストの高止まり
家賃や電気代などのコストと客数減の相対的な費用対効果の問題。
このニュースのサイトにも記述がございますが、
こうした状況の下、ネットカフェはモデル転換が喫緊の課題。
ネットカフェ業者の責任者は「インターネット端末の多様化に伴い、
従来のネットカフェは競争力をもたなくなる。優れたゲームや
サービスを提供することが、次世代ネットカフェが
優位性を持つ要素となるだろう」と指摘しています。
そこで中国で初となる、弊社事業である同漫画配信の
サービスが、現地の業者と関連各所で注目されています。
このサービスは、これまで中国でダウンロード配信中の
翻訳済の漫画を課金制(1日2元の漫画読み放題)で、
ネットカフェでも閲覧できるようにするものです。
現在、年明け1月~2月の本格的なサービスインを目指し、
随時配信の範囲を広げていく見通しです。
中国オタクのニーズに合ったサービスとコンテンツの内容による
ネットカフェの漫画配信が、店舗転換期の追い風に乗るべく、
鋭意準備中です。また情報が入りましたらお届けする予定です。
≪店舗数の推移予想、弊社調べ≫
(前提)
2011年時点で14万店舗のネットカフェ正規店
同年時点で、年10%ペースでの店舗数減少
年度/店舗数
2009年/169,400
2010年/154,000
2011年/140,000
2012年/126,000(見込み)
■『中国のネットカフェ、年率10%のペースで減少 モデル転換が喫緊の課題』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121213-00000004-xinhua-cn