【PANDA編集部】◆編集部インターン学生、絶賛活躍中/中国オタク「中国のアニメ・マンガ」事情
それでは、2012年度第41回メールマガジンをお届けします。
よろしくお願いいたします。
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◇TOPIC◇
◆編集部のインターン学生、ただ今絶賛活躍中!
◆中国オタクが語る「中国における日本のアニメ・マンガ事情」
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◆編集部のインターン学生、ただ今絶賛活躍中!
出版・編集業界で仕事をしたい学生の希望者に向けて、
今年から弊社ではインターン制度を導入しています。
このインターン制度は現役の大学生を対象としたもので、
約1か月、編集部で実際にアシスタントとして働きながら
業務を経験しつつ、社会人としてのスキルや知識を
身に着ける場を提供するものです。
そして第2回となるこのインターンの学生2名が、
当編集部の期間限定アシスタントとして、
ただ今、絶賛活躍中です。
そのインターン学生の挨拶や近況を、
弊社のアメブロにて公開しております。
このアメブロは、毎回の業務後に当日行った仕事の内容や感想、
そして気づいた事柄などが、本人の言葉で綴られています。
業務の苦労話や失敗談などもございますが、
自分なりに気づき、試行錯誤しながらも精一杯取り組む
学生たちの生の声をもしよろしければ、ご覧くださいませ。
■勇人&こっしーの『漫画編集部の2014インターン生のブログ』
http://ameblo.jp/panda-intern/entrylist.html
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◆中国オタクが語る「中国における日本のアニメ・マンガ事情」
日本のみならず、中国の若者たちの間で人気がある日本の「アニメ・マンガ」。
とはいえ、実際どのような点で人気なのか、つかみにくい感じもございます。
そこで今回は「日本のアニメ・マンガが大好きで日本に来た」という
上海出身の中国人留学生の方に、中国でのアニメ・マンガ事情を
聞いてみたサイトがございますので、お伝え致します。
このサイトで登場する上海出身の中国人留学生は、
いわゆるインテリ系のオタク。冷静に分析しながらも
情熱がにじみ出ているコメントが一問一答形式で語られています。
下記にやりとりの一部を抜粋します。
≪質問1≫
「日本のアニメ・マンガ」が
「中国のアニメ・マンガ」より
人気な理由は何だと思いますか?
≪回答1≫
中国人留学生:まず、ストーリーですね。
中国の国産アニメは、子ども向けのものが多いです。
また、説教的なものが(特に昔は)多かった。
80年代には「美術片」という国産アニメのジャンルがあり、
水墨画などの技法を使って、いろいろと良いストーリーを創りましたが、
なぜか続かなかったようです。人生や夢などに関する話なら、
日本アニメのほうが強いですね。だから、特に10代・20代の
青少年の間で人気を集めているのだと思います。
そして何と言っても、クオリティの高さ! ですね。
そういったBGM、画像、声優など、いろいろ備われば、
中国もいい作品を作れると思います。
≪質問2≫
中国ではどれくらいの人が
日本のアニメ・マンガに
親しんでいるのですか?
≪回答2≫
中国人留学生:私と同じ世代(20代前半)の人なら、
ほとんど『スラムダンク』は知っています。
10代・20代の若者は、日本のアニメ・マンガ好きな人が多く、
今年は100以上の「同人誌即売会」が中国各地で開かれます。
規模はそれぞれ違いますが、出身地の上海では、
今年6月の即売会で2万人の来場者がいました。
それは日本とは比べものにならないけれど、
4年前のたった1000人ほどの来場者数と比べれば、
増加のスピードは速いと考えています。
…と、このように話題も「中国で圧倒的に人気のある
日本のアニメ・マンガ」から「中国の同人誌
即売会の事情」までさまざまです。
実際、自分も日本のアニメ・マンガがきっかけで日本語を学ぶ
中国人は多いと現地の弊社パートナースタッフから聞いた事があります。
中国の読者が読みたいのは突き詰めると
「日本の漫画そのもの」であり、翻訳はその補助的要素です。
ですので、セリフや効果音が持つ微妙なニュアンスを含め、
原文をそのまま読みたくなるのがその理由です。
自分も編集者として、そんな読者の想いに
答えられるようなマンガを、作家さんと組んで
1つでも多く世に送り出したいと思っております。
■中国オタクが語る「中国における日本のアニメ・マンガ事情」