【PANDA編集部】◆第1回編集部インターン学生が無事卒業/日本と中国で大型「マンガ図書館」開設
それでは、2012年度第35回メールマガジンをお届けします。
よろしくお願いいたします。
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◇TOPIC◇
◆第1回編集部インターン学生2名が無事卒業
◆日本と中国で超ド級「マンガ図書館」開設へ
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◆第1回編集部インターン学生2名が無事卒業
出版・編集業界で仕事をしたい学生の希望者に向けた弊社のインターン制度。
このインターン制度は現役の大学生を対象としたもので、約半月、
実際に編集部でアシスタントとして働きながら業務を経験しつつ、
社会人としてのスキルや知識を身に着ける場を提供するものです。
第1回目となるこのインターンセミナーで採用された
大学生2名(Tくん、heathさん)は、当編集部の
期間限定アシスタントとして働き、先日無事卒業しました。
実際、出版・編集の業務を体感し、得た経験も多いと思いますし、
個人的には縁があれば、またこの業界で再会する事を楽しみにしてます。
そんな彼等の業務やコメントについては、下記アメブロを参照ください。
また、第1回目のインターンセミナーで採用された学生も、
10月から当編集部のアシスタントとして参加。今秋には
第3回目のインターンセミナーも予定されております。
次世代のフレッシュな人材に編集部一同、期待したいと思います。
■Tくん
http://ameblo.jp/panda-ebooks/entrylist.html
■heathさん
http://ameblo.jp/heath23/entrylist.html
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◆日本と中国で超ド級「マンガ図書館」開設へ
身近な娯楽としても、社会的資料としても価値のあるマンガ。
今回は、このマンガに関して日本と中国の両国で超ド級の
マンガ図書館が開設するニュースをお届けします。
まずは、日本のニュースから。
2012年10月5日から2013年1月27日まで、
明治大学の米沢嘉博記念図書館において、展示イベント
「内記稔夫 -日本初のマンガ図書館をつくった男-」が行われます。
この内記稔夫氏は、1978年に日本初となるマンガ図書館
「現代マンガ図書館」を設立した功績で知られ、
その18万冊もの蔵書は2009年、明治大学に寄贈されたようです。
そして、この明治大学がマンガ・アニメ・ゲーム等を収集・展示する
施設「東京国際マンガ図書館」(仮称)の開設計画を発表しています。
東京都千代田区の駿河台キャンパスに2014年度の開設を予定しており、
収蔵作品数は世界最大級の200万点におよぶとのこと。
この施設は大学付属の中学、高校の旧校舎を改修する予定であり、
閲覧室やシアターを設置。単行本や関連書籍、マンガの原画や
アニメのセル画、家庭用ゲーム機とソフト、
キャラクター商品などを幅広く収蔵。
こちらの施設は貴重なマンガ資料の保存機能を担い、
海外での評価も高い日本の現代文化の研究基盤づくりを
目指すとのこと。なお、一般利用も可能にするようです。
いまから完成が楽しみです。
一方、中国でも国内初&超ド級のマンガと
アニメーションの専門図書館が南京に開館します。
南京の金陵科技学院の発表によりますと、9月8日、
中国初のマンガ・アニメーションの専門図書館である
「南京漫画アニメーション図書館」が同校内に開館し、
オープンセレモニーが行われました。
この図書館は金陵科技学院の江寧キャンパス図書館の2階と
6階部分に設置され、総面積は約6000平方メートルに及びます。
館内はマンガ閲覧室、アニメーション視聴エリア、
アニメーションマルチメディアエリア、マンガ・アニメーション展示エリア、
マンガ・アニメーション保存室、マンガ・アニメーション企業資料庫
およびテーマカフェなどの特別エリアで構成されます。
所蔵資料は台湾のマンガ家かつ、無錫誠美堂動漫製作有限会社の
社長でもある潘志輝氏が無償で寄贈した17万冊のマンガ、
5万個の玩具(フィギュアなど)、300本のアニメーションを
中心とするほか、中国、香港、台湾、日本、韓国など
過去数十年の間に発行された漫画や4000名以上の
国際的に著名なマンガ家の作品も所蔵しているようです。
現在のところ、利用できるのは江蘇省内の大学に所属する
学生と一部の業界関係者に限定されているようですが、
将来的は一般利用者にも開放する予定とのことです。
館内施設の豊富さとその敷地総面積だけ見ても、
丸1日を費やしても堪能しきれないくらい
うらやましい充実ぶりだと思います。
■「内記稔夫-日本初のマンガ図書館をつくった男-」展
http://current.ndl.go.jp/node/21784
■「現代マンガ図書館」
https://sites.google.com/site/naikilib/
■「中国初の漫画・アニメーション専門図書館が南京に開館」
http://current.ndl.go.jp/node/21832