【PANDA編集部】◆京都国際マンガ・アニメフェア開催/中国の辞書に「宅男(オタクの意味)」収録
【PANDA編集部】
それでは、2012年度第32回メールマガジンをお届けします。
よろしくお願いいたします。
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◇TOPIC◇
◆「京都国際マンガ・アニメフェア」9月21~23日開催
◆「オタク」に由来する言葉「宅男(女)」が最新の中国の辞典に収録
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「京都国際マンガ・アニメフェア」9月21~23日開催
西日本で最大級のマンガ・アニメの総合イベント
「京都国際マンガ・アニメフェア2012」(通称:「京まふ」)が、
9月21日から23日まで京都で開催されます。
会場は、京都市勧業館(みやこめっせ)。
当日は、人気マンガ・アニメのブース出展や発表のほか、
大型ライブも行われますが、キャラクターの権利を
持つ企業(コンテンツホルダー)の総合見本市としての
役割も担うのが、このイベント「京まふ」の特徴です。
「京まふ」は、イベントが開催される関西圏を
含めた日本のマンガ・アニメの産業振興を目指し、
特に初日のビジネスデーでは、コンテンツホルダーと
そのキャラクターを使ったビジネスを拡大したい
企業とのマッチングが行われる予定です。
さらにイベント期間中には、マンガ・アニメビジネスを
テーマにしたセミナーも開催。イベントの公式サイトでは、
参加の事前申し込みもスタートしています。
ビジネスセミナーは3つされていますが、
いずれも関西地区のコンテンツ産業活性化を目指した
当イベントの趣旨どおり、地域をテーマにしたものが多いです。
また9月19日までに、イベントの公式サイトから
事前登録受付を済ませれば参加費は無料とのこと。
(ただし当日のビジネスデーの受付は1000円)
興味がございましたら、事前登録がオススメです。
首都圏ではアニメ・マンガをテーマにしました
ビジネスセミナーは比較的見かけますが、
関西圏では珍しいと思いますし、ビジネスノウハウの
共有を大きく広げる点で、貴重なセミナーと言えそうです。
イベントの詳細が気になる際は、公式サイトを要チェック!!
■「京都国際マンガ・アニメフェア」公式サイト
http://kyomaf.jp/
■「京都国際マンガ・アニメフェア 9月21~23日開催」
http://animeanime.jp/article/2012/08/30/11281.html
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◆「オタク」に由来する言葉「宅男(女)」が最新の中国の辞典に収録
日本ではすっかりお馴染みの「オタク」という言葉。
自分の趣味に強いこだわりを抱き、そのための労力を惜しまない…
という人種は、もちろん中国にも健在。そこで今回は中国の
「オタク」について、情報サイトも交えて紹介したいと思います。
そもそも日本での「オタク」の言葉の語源は、
二人称敬称(「御宅様」=あなたさま)を指す言葉が
有力らしいですが、その詳細は不明です。
言葉の意味も広義にわたり、下記のように様々です。
1)ある趣味・事物に深い関心を持つ人物
2)ある対象に対して、所得や余暇時間のほとんどを費やす人物
3)二次元コンプレックスを持つ人物 など
しかも近年、日本の「オタク」という言葉が中国に伝わり、
中国で代表的な辞典(「現代漢語詞典」)の最新版でも「オタク」に
由来する言葉「宅男」「宅女」が収録されているようです。
その辞典での意味は「ずっと家にいてほとんど外出せず、アニメや
ネットゲーム等の室内活動にふけっている男(女)」を指すとのこと。
この「宅男」「宅女」は、日本の「オタク」と似て、
拠点である家の中でアニメ・ゲーム・ノベルなどを楽しみ、
PCを使ってサイトへの書き込みや買い物を行う人々が多いようです。
特に、特定の好きな分野(○○)に
ハマっている「宅」に関しては…
「○○宅」(例:フィギュアオタク⇒模型宅)
また、オタク趣味が高じて
何かを作り上げてしまうようなレベルの場合は…
「技術宅」
などと呼ばれたりもするようです。
そして、上記のいかにも「オタク」な「宅」と区別する上で、
「仕事や買い物などの必要なこと以外は可能な限り
外に出ない、出たがらない」
「特に熱中する趣味も無く、暇つぶしにアニメや漫画ゲームに
手を出すがそれに関してもそこまで強くハマっているわけではない」
といった感じの「宅」な人達に対しては…
「純宅」
という呼びかたもあるそうです。
ちなみに、この「宅」ですが、同じような使われかたをされていた
言葉に日本の「引きこもり」に由来する「家里蹲」というのもあります。
こちらについては言葉のもとになった日本の「引きこもり」が持つような
重い意味が薄れ、家から出ない人というニュアンスが強めです。
ただ、中国の感覚では引きこもりの直訳の「家里蹲」よりも
「御宅」に由来する「宅」の字のほうが、家にこもるという意味で
字ヅラがしっくり来たのか、いつのまにか「宅」という言葉のほうが
使われるようになっていったようです。
■「中国の辞典の最新版に「オタク」から来た言葉「宅男」「宅女」が収録」
http://blog.livedoor.jp/kashikou/archives/51896237.html
■「中国のオタクな人々の過ごし方って!?」
http://blog.livedoor.jp/kashikou/archives/51902950.html