現場の大切さは、今さら言うまでもありません。

”現場が何より大事” ”現場にこそ答えがある”

総論を否定する人はいないと思います。


しかし、大事なのは「現場だけ」ではありません。

そのことに気づいていない人を見かけます。


現場の話しかしない(できない)企業の幹部や管理職がいます。

この人たちのロジックはいたって単純です。


「現場がこうだから、○○はできない」

「現場をよく知らない経営者が勝手なことばかり言って困る」

彼らの意見が建設的な意見に結びつくことは稀です。


自分たちが現場を最も知っていることを誇らしげに語る反面、

改善や変革に対しては驚くほど消極的です。

まるで、「自分たちの城を荒らすな」と言わんばかりの人もいます。


幹部や管理職を名乗るのであれば、現場経験の豊富さではなく

発想や先見性、行動力で勝負すべき時代だと思います。


過剰な現場信仰を捨てられない社員を登用すべきではありません。

                                 

   【009】

人に話をすることで、問題点の整理ができることがあります。


自分は状況を説明するだけ。相手はただ聞いているだけ。

解決策が見つかることなど期待していないのに、

偶然そうなることもあります。


仕事のできる人の周囲には、えてして相性のいい「聞き役」

の存在がいるものです。


一人で延々と考え込んで行き詰まったら、誰かに聞いてもらう。

そのうち、格好のパートナーが見つかるかも知れません。


                                 【009】

目新しい話になると、決まって否定的な発言を繰り返す人がいます。

「いや、無理だろう」、「そんなに簡単には行かない」・・・


そういう人ほど、現状への不平不満がありながら、代案を持っていません。

ですから、「では、一体どうしたらいいのですか?」と聞き返したくなります。


不慣れなことに対して予防線を張りたい気持ちは理解できなくもありません。

しかし、他人の意見を平気で否定するにもかかわらず、自分は責任ある態度

明確にできないのは最悪です。


恐ろしいことに、そんな人物が要職を任されている例もあります。


おそらく、これは「よく分からないことは、まず否定してしまう」という消極姿勢

が、長年の経験により習慣になってしまったケースだと思います。


そうであれば、残念ながら「不治の病」と言うほかありません。


                                          【009】

毎週土曜の夜9時、わが家はテレビの前に全員がそろいます。

子供たちの大好きな「世界ふしぎ発見」を見るためです。


この番組のスポンサーは日立製作所。

日立と言えば、おなじみのCMソングとともに登場する、あの大木。

CMに出て30数年。知らない人はいないでしょうね。


なんと、その名も「日立の樹」。

名前までついていたとは知りませんでした。

さらに驚くことに、専用サイトまであるのです。


http://www.hitachinoki.net/profile/index.html


最近のわが子たちは、

「日立の樹」だけでなく、CM全体をじっくり見ています。


突然、「スマートグリッドって、何?」

こっちまで勉強させられます。


「日立っていう会社は、いろんなことで世の中の役に立っているんだね」

と言い出すほど。


どうやら、CM戦略は見事成功しているようです。


                                   【009】

「マーケティングは人生そのものだ」

私の言葉ではありません。


最近読んだ本の中から、引用しました。

それは、「こころを動かすマーケティング」という本です。

著者は、日本コカ・コーラ会長(元社長)の魚谷雅彦さんです。


魚谷さんはマーケティング自身のをライフワークと位置づけて

徹底的にこだわり、摩擦や軋轢を恐れずに挑戦を続けました。

その結果、目覚ましい実績を挙げています。


自分が得意とする分野で、人並み以上の努力を重ねています。

それだけに説得力があります。


刺激的な内容につい引き込まれ、一気に読んでしまいました。
間違いなく、今後読み返すことになる一冊です。

       

                                 【009】