世界のホンダ(本田技研)を築いた本田宗一郎。


彼が晩年、大変後悔したことがあります。

それは、社名に自己の名前「本田」を入れたことです。

著書でもそう明言しています。


そして、盟友の井深大が社名に自己の名前を入れず

ソニー(SONY)としたことを賞賛しています。


昨秋、あの松下電器工業が社名をパナソニック(Panasonic)

変更し、衝撃を与えました。


天国の本田宗一郎はどう思ったのでしょうか。


しかし、本田も同志の藤沢武夫も、子息をホンダには入社

させませんでした。

この点には心から敬服します。


                                【009】


今さらここに書くまでもなく、インターネットは人々の生活を

一変させたと言われています。


読者の皆さんも、きっと思い当たるふしがあることでしょう。


もちろん私も同様です。

何よりも痛感するのは、立ち読みをしなくなったことです。


これまで書店での立ち読みは、有効な情報収集手段でもあり

趣味の一つでもありました。

ときには、気づいたら1時間経っていたという例も。

立ち読みで1冊の本を読んでしまったこともあります。


ところが、amazonで本を購入するようになってから、書店に足を

向けること自体がめっきり減ってしまいました。


ネットで好きな時間に本を探せるのに、わざわざ書店を歩き回る

なんて時間と労力のムダではないか!

そう感じる自分が不思議に思えてなりません。


                                 【009】

週末、福岡アジア美術館に家族で出かけました。


めあては、夏休みの特別企画「おいでよ!絵本ミュージアム2009」です。

これは、2007年に始まった企画ですが、2年続けて来場者数が4万人を

超えたこともあり、話題となっています。


タイトル通り絵本に関する企画展示がメインですが、絵本の世界を再現した

ような非日常的な空間も設置されていました。

子供だけでなく大人も想像力を大いに刺激されます。


展示にとどまらず、体験型のイベント(ワークショップや人形劇など)が行われ

会場は大勢の子供たちでにぎわっていました。

どの子も夢中で、すばらしい表情を見せていました。


主催者の意気込みやセンスのよさが伝わる、有意義な企画でした。

来年の企画にも期待したいところです。


                                         【009】

突破力、鈍感力、責任力、婚活力・・・・・


この世はまさにサバイバルゲームだと言わんばかりに、

何かにつけ「力」が強調されています。


しかし、一個人の力など、たかが知れています。

自分ひとりの力だけでは物事は進みません。

人生は、他人と力を合わせる作業の連続です。


そうであれば、自分の考えや思いを他人と共有する「力」が

問われるのは必然です。

共有力、あるいは共感力とでも呼ぶのでしょうか。


それにしても、「力」であることに変わりありません。

ときには脱力し、リラックスする時間も大切にしたいものです。


                               【009】

しばらく前、日経新聞でトヨタ自動車の渡辺社長(当時、現副会長)

インタビュー記事を読みました。


今は苦境にある同社ですが、過去最高益を記録した頃の記事だった

と記憶しています。


今日のタイトルは、渡辺氏の記事中の発言です。

「トムとジェリー」のテーマソングではありません。


曰く、社内で仲良くケンカしないとダメだとのこと。

ありふれた表現ながら、実に含蓄があると思います。


自分の思いや意見がなければケンカにはなりません。

ケンカを恐れている限り、周囲にただ流されるだけに終わるでしょう。


ケンカになるほどの思いやこだわりを、当社社員の全員に持ってほしい

と考えています。


                                     【009】