サルティンボッカ。

「口に飛び込む」の意味を持つ、イタリアの肉料理です。


おそらく5年以上前、何かのエッセイで偶然その料理を知ったこと

がきっかけで、衝動的に自分で料理して食べた経験があります。


それ以来遠ざかっていたのですが、またしても衝動的に食べて

みたいという誘惑にかられました。

一念発起して土曜の夜に家族に振舞うことに。


私でもできるほど、調理法はいたって簡単です。

ただ、セージの葉が売っておらず、やむなくバジルをつかいました。


子供たちは、初めて食べる珍しい料理を、しかも父親が作るという、

2つのサプライズで興味津々。


白ワインに合う料理として私は気に入っています。

が、子供たちに合格点をもらえるか、そのわずかな不安を抱きつつ

食卓に並べると、すぐに嬌声とともに奪い合いが始まりました。


子供たちや妻に感謝され、大げさですが一仕事をした気分。

つい上機嫌になってしまい、やっぱりワインを飲みすぎました。


                                   【009】