先日の出張の際、幕張メッセで展示会に参加した後、羽田空港に
向かう高速バスを待っていました。
少し時間がある中、歩き回って軽い疲労を覚えたこともあり、近くの
ホテルのラウンジでコーヒーを飲んでいました。
平日の午後、客はまばらで、ピアノの音色だけが聞こえてきます。
すると突然、60代後半か70代と思われる男性5人が入ってきて、
私の席近くに陣取るやいなや、大声で話を始めました。
話を聞くつもりはないのですが、否応なしに耳に入ってきます。
どうやら5人は地元の学校の同窓らしく、話題は同窓会の運営方法と
人事です。
と言えば聞こえはいいのですが、平たく言うと、仲間の悪口大会でした。
そこにいない同窓生数名が槍玉に上がり、集中砲火を浴びていたのです。
ある意味で、まるで派閥の会合のようです。
疲れて休憩している私のことなど構わずに、彼らはエスカレートしていきます。
なぜか彼らの表情は明るく、実に楽しそうで、笑顔が絶えません。
同窓どうし仲良くすればよいのに、大人気ないなと思いました。
その一方、仕事の第一線を退いた彼らにとって、もしかしてこれは元気を維持
する貴重な場になっているのかも知れない。
と、変なことを考えたりました。
【009】