まや道
向かい風でも笑顔の理由
著者:小林麻耶
発行所:株式会社小学館
小林麻央さんの闘病中のブログの中で、小林麻耶さんの話が沢山出てきた。小林麻央さんの痛みを強烈に身近で感じながら、それでも凛としている小林麻耶さんという人間に興味を抱いた。どうして、そんなに強いのだろう。「どんな時も笑顔を絶やさない人間は、他人には言い尽くせぬ深い傷を持っている。それを乗り越えたからこそ、笑顔が絶えない」と、昔ある尊敬する方から聞いた。だから、小林麻耶さんもきっとそうだ!と思って、彼女の人生の片鱗を感じたくなった。
ありのままの、彼女の繕わない言葉で表現された文章は素敵だった。
そして、やっぱり小林麻央さんのところで、涙が沢山溢れ出た。迷っている女性の方に読んで欲しい一冊。この本に沢山の方が出会うことを願う。
●人に何を言われても「我が儘(自分のまま)」に笑顔です生きていく、それが私の生きる道。
●私は妹が、かわいくて仕方ありません。子どものころからずっと。それも普通の妹が好きではなくて、「病的に妹の方ことが好き」。
●小林麻央:姉はときどき私に、どうしたら麻央ちゃんみたいに、人は人って思えるのかなあ」と言っていました。私がそう思えるとしたら、それは姉のおかげです。私には、どんなのきも、良いときもわるいときも絶対に私を死ぬまで「好き」と大声で言い続けてくれるであろう姉がいたので、不安を覚えることがなかったのです。誰かに埋めて欲しい心の余白がなかったので、「人は人」と思えたのだと思います。


