以前、カンブリア宮殿に
紹介された熊本の鶴屋百貨店へ。

年商576億円。

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熊本の商店街の支柱(^_^)

視察して感じたのは
驚くほどの無駄の多さ。

●スタッフ数のムダ
平日でここまで必要と思うほどスタッフに人数が多い。また、本館は特にエプロン姿のスタッフが多い。まるでお友達の家の感じで落ち着く!?ただ、スタッフの目線を浴びせ方が半端ない(ある意味、目配せの姿勢が徹底されている)ので、地元以外の客は居づらい。

●空間のムダ
売り場面積より通路幅が広い。

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本館から東館への連絡通路もただ広い。将来の車椅子客を想定!?

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車椅子同士がすれ違えるほど広い。ベビーカーで買い物するときにも、全く気にしなくて良い感じ。

●売り場のムダ
東館の8階はメンバーズラウンジのみ。売り場空間があるのに催事も行わず。

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ある意味、贅沢な無駄感の演出!?メンバーズラウンジを使える優越感を!?

一見、特質した売り場作りには見えない。逆に、都心の百貨店よりもレベルは落ちるイメージ。しかし、都心では無駄と思われることが、お客様目線では有難い。

また、お年寄りが多いがお年寄り扱いしていない。お年寄り=エレベーターの進む速度が遅くなど、高齢者対応している企業は多いが、本当にそれをお客様は望んでいるのか。

この売り場になる答えは、
鶴屋百貨店の社長の久我さんいわく
「家族目線」の売り場だから。

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確かに、このひと言ですべて納得。

家族の中で効率は求めない。
家族の中で求めることは
居心地の良さ。安心感。など。

これが徹底できているとは凄いな…

こんな売り場を作れるのか!?
見方を変えれば、鶴屋百貨店の方が
都心の百貨店より、進化している!!!

地方の方が都心より早く
企業は厳しくなっていくから、
それに対応して生き残った企業は、
都心企業よりも優れる何かを持つ。

地方企業をもっと勉強しなければ(^_^)

百貨店なのに、お洒落を気にしないのも、
お客様目線(笑)だから、入口の取っ手に
こんなのを付けられる(笑)

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百貨店の通路なのに、
迷わないために、
大きく針路を掲示(笑)

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家族目線が
徹底されている!
結果こうなったのかな^ ^