真言(マントラ)の効果 | 小角のブログ

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霊能開眼法・修験密教秘法・呪術

 

以前、聞かれた事がある。

 

真言の効果は、どのくらいあるのかと

 

正直申し上げる。

 

三密相応せねば、全く効果はない。

 

ある者は、けなげに虚空蔵菩薩の真言を唱えていた。

 

ある者は、毎日、般若心経を唱えている。

だが、不幸から抜け出せないと

 

あたりまえである。

 

 

何度も申すが、三密相応せねば法力など発動しない。

 

 

真言やお経を唱えて幸せになれるのであれば、毎日お勤めをする僧侶は、皆 幸せになり、超人になってしまうはずであるが、幸せになっている僧はいると思うが、超人は、ほとんどいない。 不幸な僧侶をたくさん見ている。

 

 

現代の僧は、きちんと供養もできず、低級霊に憑依され不幸になっている僧もかなりおる。

 

 

様々な世俗的な悩みで、私に相談してくる僧侶もかなりおるのだ。

 

 

虚空蔵菩薩真言をただ唱えるだけで、能力開発ができると言う者もおるようだが

 

まず、ありえない。

集中して、三昧に至れば、集中力は付くかも知れないが、別に他の言葉でも良い。

 

正しい方法にて行をせねば、法力は発動しない。

 

 

口先だけで唱える真言は

 

せいぜい、子供が母親に「チチンプイプイ」と、痛いところを撫でられて、治った様に

感じるようなものである。

 

所謂、気のせいでしかない。

 

 

ちなみに、テレビなどで自称霊能者が、憑依された者の前で真言を唱え、

 

憑依した者が、のたうちまわっているのを見た事があるが、あれは演技であり、大嘘である。

 

葬儀や法事などで、僧侶が真言を唱えて、のたうちまわっている遺族を見た事があるであろうか

 

未成仏の故人の霊はいくらでもいる。

憑依されている遺族もたくさんおるが、真言唱えたからと言って、のたうちまわる事は、まずないのである。

真言の波長、バイブレーションでその当時の記憶が蘇り、涙をこぼす事はあるであろうが



 

本当の効果を求めるのであれば、きちんとした正しい修行法を行うべし

 

前回の記事も書いたが、最低限、光球を出現させられるまで修行をし(意) 

 

そして真言(口)を唱え

印を結ぶ(身)

この三密(身・口・意)が一致しなければ、無意味である。