1932年アメリカ南部を舞台とする黒人社会を描いた作品...と思っていたけど
1時間程してから「あれ?」となるシーンが出てきて作品の方向性がガラっと変わる。
ジャンルとしてはホラー映画になるので個人的にはこっちのジャンルの方が好き。
ただこの作品の評価が高いのは当時のジム・クロウ法とかKKKの存在に対する
黒人社会を描いているからだと思われる。
ラストの現代のシーンによって、悲壮感が少しマイルドになってよかった。
この映画にはエンディングクレジットが2回あるけど1回目観て帰った人は残念。
あの素敵な歌声は聴くべき。
スモークとスタックが1人2役なんて最後まで気づかなかった(笑)
コーンブレッド役のオマー・ベンソン・ミラーがマテンロウのアントニーや
若かりし日のフォレスト・ウィテカーに見えて仕方がなかった(笑)