クリント・イーストウッド監督。ブラッドリー・クーパー主演で、
クリス・カイルの回顧録を映画化した作品。
ブラッドリー・クーパーと言えば細身で紳士なイメージだったけど、
本作では米南部出身の無骨でマッチョな役柄。
リミットレスのときのイメージが全くない。相当役作りしていますね!!
回顧録だから仕方がないのかもしれないけれど、
派兵ごとに心身が壊れていく過程は、もう少し丁寧に描いてほしかったな。
ドリルで少年の脚をえぐるなど、残忍な描写もあったけど
現地で実際に起きたこととして深く考えさせられる。
最初はナショナリズムを前面に押し出したお涙ちょーだい映画化と
思ったいたけど、そうでもなかった。
ただし、エンディングはやっぱりそうでしたね。