邦題が長い・・・。チケット買うときカミカミでした(笑)
アカデミー賞では作品賞と助演男優賞にノミネートされていましたが、惜しくも受賞ならず。
個人的には金庫の中身は何だったのか気になったけど、本作の焦点はそこではなく、
鍵穴を探しながら、人々と触れ合い喪失感から自己再生していくお話なんですね。
9・11を題材としているので、感動の押し売り的な作品かなと思いましたが、良い作品でした。
オスカー(主人公)は利発すぎる感がしましたが、演技は抜群。
間借り人役のマックス・フォン・シドーも無口という難しい役でしたが
助演男優賞のノミネートされるだけあって、いい味出してます。
オスカーの母親は抜け殻状態でしたが、実は裏で主人公を支えていたのにはグッときました。
母親って強いなぁと思わせられましたね。
原作は未読ですが、削られている部分もあるみたいです。