予告を見て、設定が面白そうだったので公開を楽しみにしていた作品。
25歳になると成長が止まり、通貨代わりである時間(寿命)を稼がなくてはならない。
スラム暮らしの青年がふとしたキッカケで100年以上の寿命を手に入れるが・・・
スラムゾーンから抜け出して、格差社会をのし上がってシステムを変えていく話かと思いきや、
『俺たちに明日はない』的な展開に・・・
システムの成り立ちや、老化が止まるの理由などの説明が一切ないので、設定が宙ぶらりん。
時間監視局員と主人公とで協力して格差社会に立ち向かうのかと思ったら、終始逃走劇。
( 時間を分け与えたシーンも特に伏線にはならず )
主人公の父親となにか関係があるような意味深な発言も特に意味はなく、
時間監視局員も最後はマヌケな死に方・・・
中だるみはせず、テンポよいストーリーでしたが、
設定を活かしきれていないもったいない作品。
登場人物は設定の都合上肉体年齢25歳なので、出演者は全員若いはずなのですが、
欧米の人は老けて見えますねぇ~( 笑 )
( 向こうからみたら、アジア系が幼く見えるのでしょうけど )