こんにちは、土井です。

先日、お客様から有限会社が取引き中止になったというお話を聞きました。


お客様「土井さん、最近、私の取引先の大手印刷会社の人から聞いたんですが、そこの社長の鶴の一声で、有限会社への発注は今後一切しないことになったそうなんです。」

土井「えっ、そうなんですか?」

お客様「はい、そうなんですよ。いまどき有限会社のままの会社とは、取引きしないという方針らしいです。」

土井「いまでは有限会社は設立できないから、ある意味貴重なんだけどね^^;」

お客様「そうですよね。資本金1円の株式会社より、よっぽどいいと思いますけど!」

土井「大手は、経営者の考え方や姿勢を問うているのかもしれませんね。」

お客様「ということは?」

土井「会社法ができてから、有限会社の実体は、株式会社です。有限会社を名乗っている株式会社なんです。」

お客様「そうなんですか?」

土井「ただし、役員変更しなくていいなど、有限会社のメリットが残っているので、そのままにしている会社さんが多いでしょう。それと株式会社に変更するのに、お金もかかりますしね。」

お客様「そうなんだぁー。」

土井「でも、大手は、そんないつまでも旧態依然とした考え方の経営者に対して、ダメ出しをしているのかもしれませんよ。」

お客様「そうですよね!そういう意味では、資本金の額も問題ですよね?」

土井「はい、それは言えますね!今は、銀行口座の開設も難しくなってきました。資本金の額は、本気度をはかるモノサシのようなものです。」

お客様「私の場合は、土井さんに相談したので助かりました。」

土井「いえいえ、どういたしまして^^」


会社法ができてから6年、起業の中心は株式会社設立となりました。

それに伴い取引き条件の変化も起こっています。


常に商売は相手あってのもの。

相手から見たとき、あなたの会社はどのように映っているのか、意識してみてください。


当事務所は、あなたにピッタリの会社を設立いたします!

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